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猫弁と狼少女
ネコベントオオカミショウジョ
- 著: 大山 淳子

累計50万部突破、大人気「猫弁」シリーズ最新作!
冴えない容貌、天才的な頭脳……自分のことは後回しで人の幸せを第一に考える稀代のお人好し弁護士、百瀬太郎。
婚約者である大福亜子と同居中で、幸せをかみしめている。
猫がらみの脅迫事件の依頼を受けて調査中、未成年者略取の疑いをかけられて留置場に!
当番弁護士の、「透明人間」こと沢村透明以外との面会を断り、事件については黙秘を貫く百瀬。
警察から連絡ももらえず蚊帳の外に置かれた亜子は、百瀬を信じ切れるのか。
振り切った亜子がとった行動とは。
沢村透明のもとに武者修行に出ていた縁から一緒に百瀬のために奔走する直は、そのなかで自らの進む道を見つける。
七重と野呂は相変わらずの賑やかさで百瀬を信じ、支え、事務所を守っている。
百瀬は留置場でも法律相談会を開いている。
そして自らの過去を振り返る。
【百瀬太郎】という人間は、どうやって形成されたのかーー「猫弁エピソード0」とも言える作品です。
今まで「猫弁」を読んだことがない人でも大丈夫!
今作からでもお楽しみいただける、そんな優しくあたたかい作品です。
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書誌情報
紙版
発売日
2023年09月22日
ISBN
9784065328200
判型
四六変型
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
296ページ
著者紹介
東京都出身。2006年、『三日月夜話』で城戸賞入選。 2008年、『通夜女』で函館港イルミナシオン映画祭シナリオ大賞グランプリ。 2011年、『猫弁~死体の身代金~』にて第三回TBS・講談社ドラマ原作大賞を受賞しデビュー、TBSでドラマ化もされた。著書に「あずかりやさん」シリーズ、『赤い靴』など。最新作は『犬小屋アットホーム!』。「猫弁」シリーズは多くの読者に愛され大ヒットを記録したものの、惜しまれつつ、2014年に第1部完結。2020年9月に第2部がスタートし、本作はその4作目である。