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invert 城塚翡翠倒叙集
インヴァートジョウヅカヒスイトウジョシュウ
- 著: 相沢 沙呼

完璧な犯行計画による殺人。用意された鉄壁のアリバイ。事件は事故として、他殺は自殺として処理される、はずだった。霊感によって視えないものを視る美しい娘、城塚翡翠が現れるまでは。
ミステリランキング5冠を獲得した衝撃の結末から一転、犯人の視点で描かれる倒叙推理小説集。探偵の推理を推理せよ!
城塚翡翠からの挑戦状!
あなたは、探偵の推理を推理することができますか?
すべてが、反転。
invert
in・vert
【他】…を逆さにする,ひっくり返す,…を裏返しにする;
〈位置・順序・関係を〉反対にする;〈性質・効果などを〉逆転させる;
inverted detective story:
倒叙推理小説
ⒸSako Aizawa
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書誌情報
紙版
発売日
2023年11月15日
ISBN
9784065337899
判型
A6
価格
定価:1,089円(本体990円)
ページ数
536ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2023年11月15日
JDCN
06A0000000000725092C
初出
この作品は2021年7月に小社より単行本として刊行されました。
著者紹介
【相沢沙呼(あいざわ・さこ)】 1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。繊細な筆致で、登場人物たちの心情を描き、ミステリ、青春小説、ライトノベルなど、ジャンルをまたいだ活躍を見せている。『小説の神様』(講談社タイガ)は、読書家たちの心を震わせる青春小説として絶大な支持を受け、実写映画化された。 シリーズ前作『medium 霊媒探偵城塚翡翠』で第20回本格ミステリ大賞受賞、「このミステリーがすごい!」2020年版国内編 第1位、「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング 第1位、「2019年ベストブック」(Apple Books)2019ベストミステリー、2019年「SRの会ミステリーベスト10」第1位の5冠を獲得。さらに2020年本屋大賞ノミネート、第41回吉川英治文学新人賞候補となった。最新作は、本書の続編となる『invert II 覗き窓の死角』(講談社)。