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バスクル新宿
バスクルシンジュク
- 著: 大崎 梢

よい日になりますように
会いたい人のもとへ。届けたいもの、伝えたい思い、叶えたい夢を抱えて。さまざまな人たちが行き交うバスターミナル。そこで起きた事件をきっかけに、繋がるはずのなかった個々の人生が鮮やかに交わってゆく。目的地に向かい夜を通してひた走るバスが、人生の岐路に立つ人々を朝へと運んでゆく連作短編集。
バスが繋いだ”縁”が
バスターミナルで奇跡を起こす
私は以前書店に勤めていたのだけれど、何か安心して読める本を紹介してほしいという問い合わせを受けたときに、よく挙げたのが大崎さんの名前だった。
――小出和代(解説より)
CONTENTS
1 バスターミナルでコーヒーを
2 チケットの向こうに
3 犬と猫と鹿
4 パーキングエリアの夜は更けて
5 君を運ぶ
ⒸKOZUE OHSAKI
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書誌情報
紙版
発売日
2024年01月16日
ISBN
9784065344002
判型
A6
価格
定価:792円(本体720円)
ページ数
304ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2024年01月16日
JDCN
06A0000000000749957S
初出
本作は、2021年8月に小社より単行本として刊行されました。
著者紹介
東京都生まれ。神奈川県在住。元書店員。 書店で起こる小さな謎を描いた『配達あかずきん』で、2006年にデビュー。主な著書に『横濱エトランゼ』『もしかして ひょっとして』『めぐりんと私。』『27000冊ガーデン』などがある。