夜明けの花園

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電子あり

夜明けの花園

ヨアケノハナゾノ

文芸(単行本)

「ゆりかご」か「養成所」か、はたまた「墓場」か。

累計100万部突破! 「理瀬」シリーズ初短編集
ゴシック・ミステリの金字塔。


湿原に浮かぶ檻、と密やかに呼ばれていた全寮制の学園。
ここでは特殊な事情を抱える生徒が、しばしば行方を晦ます。               
ヨハンの隠れた素顔、校長の悲しき回想、幼き日の理瀬、黎二と麗子の秘密、
月夜に馳せる聖、そして水野理瀬の現在。                            
理瀬と理瀬を取り巻く人物たちによる、幻想的な世界へ誘う六編。


・水晶の夜、 翡翠の朝
・麦の海に浮かぶ檻
・睡蓮
・丘をゆく船
・月触
・絵のない絵本


Riku Onda

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書誌情報

紙版

発売日

2024年01月31日

ISBN

9784065331392

判型

B6変型

価格

定価:1,815円(本体1,650円)

ページ数

240ページ

電子版

発売日

2024年01月30日

JDCN

06A0000000000749853N

初出

「水晶の夜、翡翠の朝」…『殺人鬼の放課後 ミステリ・アンソロジーII』(角川スニーカー文庫)、「麦の海に浮かぶ檻」…『謎の館へようこそ 黒 新本格30周年記念アンソロジー』(講談社タイガ)、「睡蓮」…『蜜の眠り』(廣済堂文庫)、「丘をゆく船」…書き下ろし、「月触」…「小説現代」2023年1・2月合併号、「絵のない絵本」…「小説現代」2022年10月号。単行本化にあたり、加筆・修正いたしました。「水晶の夜、翡翠の朝」は『朝日のようにさわやかに』(新潮文庫)、「睡蓮」は『図書室の海』(新潮文庫)を底本としました。

著者紹介

著: 恩田 陸(オンダ リク)

1992(平成4)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を、2006年『ユージニア』で日本推理作家協会賞を、2007年『中庭の出来事』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞した。2017年『蜜蜂と遠雷』で第156回直木賞と第14回本屋大賞を受賞。

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