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風が吹いたり、花が散ったり
カゼガフイタリハナガチッタリ
- 著: 朝倉 宏景

『あめつちのうた』の著者が贈る、ブラインドマラソン×青春小説!
フリーターの亮磨は、夢が持てない日々を送る。
ある日、視覚障害があるランナーから、伴走者に誘われ――
大学生から熱い支持!
【第24回島清恋愛文学賞受賞作】
漫然と過ごすフリーターの亮磨。
バイトからの帰り道、視覚障害者の女性にぶつかり転倒させてしまう。
気が動転して無言で立ち去りかけたが、罪悪感から第三者を装って助けに戻る。
その場で、ブラインドマラソンの伴走者に誘われてしまい――。
爽やかな風が吹き抜ける青春小説!
ⒸHirokage Asakura 2023
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書誌情報
紙版
発売日
2023年12月15日
ISBN
9784065340844
判型
A6
価格
定価:891円(本体810円)
ページ数
464ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2023年12月15日
JDCN
06A0000000000740593U
初出
本書は2017年6月に小社より単行本として刊行されました。
著者紹介
1984年東京都生まれ。東京学芸大学教育学部卒業。2012年『白球アフロ』(受賞時タイトル「白球と爆弾」より改題)で、第7回小説現代長編新人賞奨励賞を受賞。選考委員の伊集院静氏、角田光代氏から激賞された同作は2013年に刊行され話題を呼んだ。'18年『風が吹いたり、花が散ったり』で島清恋愛文学賞を受賞。他の著作に『野球部ひとり』『つよく結べ、ポニーテール』『僕の母がルーズソックスを』『空洞に響け歌』『あめつちのうた』『日向を掬う』などがある。