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幻日/木山の話
ゲンジツキヤマノハナシ
- 著: 沼田 真佑

コロナ禍を含め、4年の歳月をかけ書き継がれた、オーガニックな魅力の連作小説「木山」の話。自然のまま、言葉の流れるまま、音楽に身を任せるように、耽溺し没入する小説体験。自然への、生命への、名もなき人への「眼差し」。人と動植物、水と土と空気、社会が影響し合って成り立つこの世界を生き、過ぎ行く時間をそのままに描き出す。
「早春」「入船」「遡」「ブラスト」「日なた」「朝霧の」「カタリナ」「ながれも」計八本収録。
ⒸShinsuke Numata
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書誌情報
紙版
発売日
2023年12月08日
ISBN
9784065339121
判型
四六
価格
定価:2,090円(本体1,900円)
ページ数
208ページ
電子版
発売日
2023年12月07日
JDCN
06A0000000000734976H
初出
すべて「群像」|「早春」…2019年9月号、「入船」…2020年8月号、「遡」…2021年2月号、「ブラスト」…2021年8月号、「日なた」…2022年2月号、「朝霧の」…2022年8月号、「カタリナ」…2023年1月号、「ながれも」…2023年7月号。本書は単行本化にあたり加筆修整を行いました。
著者紹介
1978年、北海道小樽市生まれ。2017年、「影裏」を「文學界」に発表、同作が第157回芥川龍之介賞を受賞。本書が受賞後第1作の単行本となる。