悼みの海

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電子あり

悼みの海

イタミノウミ

講談社文庫

東日本大震災発生時、仙台の職場にいた川島聡太は、ライフラインが寸断されているなか、両親の安否を確かめるため、沿岸の故郷へ向かう。
半世紀後の同地は巨大な防潮堤に阻まれ、小学三年生の呼人は生まれて一度も海を見たことがなかった。
時を超えて二人に訪れる真の復興と奇跡を描く、著者渾身の感動長編。

本書は宮城県気仙沼市がモデルの架空の町を舞台とする「仙河海サーガ」シリーズの1作。
(『潮の音、空の青、海の詩』改題)


ⒸTatsuya Kumagai

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書誌情報

紙版

発売日

2024年02月15日

ISBN

9784065340660

判型

A6

価格

定価:1,320円(本体1,200円)

ページ数

560ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2024年02月15日

JDCN

06A0000000000754631O

初出

本作品は河北新報、沖縄タイムス、岐阜新聞、大分合同新聞、千葉日報などに、『潮の音、空の青、海の詩』として、2013年4月より全320回にわたって順次掲載され、2015年7月にNHK出版より単行本刊行されました。文庫化にあたって改題し、加筆訂正しました。

著者紹介

著: 熊谷 達也(クマガイ タツヤ)

1958年仙台市生まれ。東京電機大学理工学部卒業。'97年「ウエンカムイの爪」で第10回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2000年に『漂泊の牙』で第19回新田次郎文学賞、'04年に『邂逅の森』で第17回山本周五郎賞、第131回直木賞を受賞。青春小説から歴史小説まで、幅広い作品に挑戦し続けている。本書は宮城県気仙沼市がモデルの架空の町を舞台とする「仙河海サーガ」シリーズの1作。近著に初の本格SF長編『孤立宇宙』、エッセイ集『いつもの明日』などがある。

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