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黄土館の殺人
コウドカンノサツジン
- 著: 阿津川 辰海

土壁の向こうで連続殺人が起きている。
名探偵(ぼく)は、そこにいない。
孤立した館を連続殺人が襲う。
生き残れ、推理せよ。
シリーズ累計18万部
若き天才による驚愕必至の「館」ミステリ
☆☆☆
殺人を企む一人の男が、土砂崩れを前に途方にくれた。
復讐相手の住む荒土館が地震で孤立して、犯行が不可能となったからだ。
そのとき土砂の向こうから女の声がした。
声は、交換殺人を申し入れてきた――。
同じころ、大学生になった僕は、
旅行先で「名探偵」の葛城と引き離され、
荒土館に滞在することになる。
孤高の芸術一家を襲う連続殺人。
葛城はいない。僕は惨劇を生き残れるか。
ⒸTatsumi Atsukawa
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書誌情報
紙版
発売日
2024年02月15日
ISBN
9784065347287
判型
A6
価格
定価:1,320円(本体1,200円)
ページ数
640ページ
シリーズ
講談社タイガ
電子版
発売日
2024年02月15日
JDCN
06A0000000000754640Q
著者紹介
1994年東京都生まれ。東京大学卒。2017年、新人発掘プロジェクト「カッパ・ツー」により『名探偵は嘘をつかない』(光文社)でデビュー。以後、『星詠師の記憶』(光文社)、『紅蓮館の殺人』(講談社タイガ)、『透明人間は密室に潜む』(光文社)を刊行し、それぞれがミステリランキングの上位を席巻。’20年代の若手最注目ミステリ作家。
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お知らせ
『黄土館の殺人』が「2025本格ミステリ・ベスト10」国内ランキング 第8位にランクイン!(2024.12.9)