サロメの断頭台

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電子あり

サロメの断頭台

サロメノダントウダイ

文芸(単行本)

全ての謎が解けるとき、『サロメの断頭台』が読者を待つ。
天才芸術家の死、秘密を抱えた舞台女優、盗作事件に贋作事件、そして見立て殺人。

大正ミステリを描き抜く『方舟』著者の本格長編。

油絵画家の井口は、元泥棒の蓮野を通訳として連れて、祖父と縁のあったオランダの富豪、ロデウィック氏の元を訪ねた。
美術品の収集家でもあるロデウィック氏は翌日、井口のアトリエで彼の絵を見て、「そっくりな作品をアメリカで見た」と気が付いた。
未発表の絵を、誰がどうして剽窃したのか?
盗作犯を探すうちに、井口の周りで戯曲『サロメ』に擬えたと思われる連続殺人が発生してーー


ⒸYuki Haruo

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  • 次巻

書誌情報

紙版

発売日

2024年03月14日

ISBN

9784065348956

判型

四六変型

価格

定価:2,310円(本体2,100円)

ページ数

480ページ

電子版

発売日

2024年03月13日

JDCN

06A0000000000768216W

著者紹介

著: 夕木 春央(ユウキ ハルオ)

2019年、「絞首商会の後継人」で第60回メフィスト賞を受賞。同年、改題した『絞首商會』でデビュー。 近著に『サーカスから来た執達吏』『時計泥棒と悪人たち』『十戒』がある。 『方舟』で「週刊文春ミステリーベスト10 国内部門」「MRC大賞2022」第1位。

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  • お知らせ

    『サロメの断頭台』が第25回本格ミステリ大賞【小説部門】にノミネートされました!(2025.2.12)