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切断島の殺戮理論
セツダントウノサツリクリロン
- 著: 森 晶麿

文化人類学の学徒たちが“地図にない島”で遭遇する!
異様な世界(クローズド・サークル)、異常な殺戮(ジェノサイド)、異形な真実(アルゴリズム)!
帝旺大学人文学部文化人類学科の最強頭脳集団・桐村研が現地調査に赴いたのは、国家に隠匿された地図にない島ーー鳥喰島。
江戸時代に囚人の流刑地とされたその孤島には、身体を切断する成人儀礼を始めとする奇習を存続させた〈鷲族〉と〈鴉族〉が存在していた。
“欠落を美と見做す”彼らの閉鎖世界で発生する連続殺人……これは無計画の連鎖か、計画された虐殺か?
惨劇を追認する推理の果て、異形の真実が剥き出しにされるーー!
ⒸAkimaro Mori
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書誌情報
紙版
発売日
2024年03月28日
ISBN
9784065351420
判型
B6
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
368ページ
シリーズ
星海社FICTIONS
電子版
発売日
2024年03月27日
JDCN
06A0000000000770301R
著者紹介
ミステリ作家。1979年、静岡県生まれ。第1回アガサ・クリスティー賞を受賞し、2011年に『黒猫の遊歩あるいは美学講義』(早川書房)でデビュー。同作から始まる〈黒猫〉シリーズのほか、著作に〈偽恋愛小説家〉シリーズ(朝日新聞出版)、『超短編! ラブストーリー大どんでん返し』(小学館文庫)、『チーズ屋マージュのとろける推理』(新潮文庫nex)など多数。