
マイページに作品情報をお届け!
いちまい酒場
イチマイサカバ
- 著: 池永 陽

累計25万部『珈琲屋の人々』シリーズ著者が描く、
酒場“人情”小説。
串揚げか味噌おでん、漬物、酒。
千円「いちまいセット」と、人々の物語に。
あなたの心が温まる。
ひとときの安らぎを求めて、酒場『いっぱい』に、
今宵も客がふらりとやってくる。
西武新宿駅に近い裏通り。酒場『いっぱい』には、店主室井諒三自慢の「いちまいセット」――千円でビールか焼酎、串揚げ四本か味噌おでん、漬物の小鉢がつく――と、ひとときの安らぎを求めて今夜もふらりと客がやってくる。
しみじみ心温まる人間ドラマに定評のある著者が描く酒場人情小説。
〈文庫オリジナル〉
ⒸYoh Ikenaga 2024
- 前巻
- 次巻
オンライン書店で購入する
目次
いちまい酒場 目次
味噌の味
エアギターの嘘
不似合いな恋
おやごころ
姥桜が咲いた
しあわせごっこ
トラック女子の困惑
幻の右ストレート
書誌情報
紙版
発売日
2024年05月15日
ISBN
9784065352014
判型
A6
価格
定価:990円(本体900円)
ページ数
480ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2024年05月15日
JDCN
06A0000000000788146H
初出
この作品は「小説現代」2015年6月号~2017年4月号に連載された小説を加筆・修正の上、文庫化したものです。
著者紹介
1950年、愛知県豊橋市生まれ。1998年、『走るジイサン』で第11回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2006年、『雲を斬る』で第12回中山義秀文学賞を受賞。他の著書に『コンビニ・ララバイ』『青い島の教室』『向こうがわの蜂』などの他、『珈琲屋の人々』シリーズ、『下町やぶさか診療所』シリーズ、『おっさんたちの黄昏商店街』シリーズなどがある。