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トヨタの子
トヨタノコ
- 著: 吉川 英梨

日本企業最大の利益を誇るトヨタ自動車。その創業者&ボンボン御曹司(?)の夢と苦難を綴った「奇想天外」経済小説!
第1号市販車は故障で立ち往生続出。
喜一郎は公職追放で会社解体?
労働争議と苦汁の社長辞任。
“タイムリープ”神社で滝行する章男?
「恥を知れ」と罵られながら臨む、米議会公聴会。
最新鋭水素自動車MIRAI遭難事故?
想像も出来なかった涙の再会……
豊田家御曹司・章男少年は曾祖父・佐吉の顕彰祭へ家族と来ていた。いたずら坊主の章男は裏山から転び落ちた拍子に車にはねられてしまう。一方は明治時代、佐吉の息子・喜一郎は「自動車」に乗ってきたというアキオと名乗る不思議な子供と、しばしの友情を育む。そして時代が進むたび喜一郎の前に不思議な人が次々と現れる……彼らはいったい何を伝えに来たのか?
「もっといいクルマをつくろうよ」
おじいさん、あなたの言葉だったのですね。この小説を読んで二度泣いた。ー豊田章男
トヨタは一日にして成らず。
喜一郎の情熱があればこそあのトヨタが生まれたのだと、この物語は教えてくれる。ー大沢在昌
クルマに興味のある人なら最後まで「そうなんだ!」の連続。イッキ読みしました!-自動車評論家 国沢光宏
=主人公はこの二人!=
トヨタ自動車創業者 豊田喜一郎
自動織機で世界を席巻し、日本の自動車産業を興しながら、失意の最期を遂げた男
トヨタ自動車会長 豊田章男
喜一郎の孫。ボンボン御曹司と揶揄されながら、世界一の車メーカーを改革した男
ⒸEri Yoshikawa 2024
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書誌情報
紙版
発売日
2024年06月13日
ISBN
9784065358634
判型
四六変型
価格
定価:3,080円(本体2,800円)
ページ数
584ページ
電子版
発売日
2024年06月12日
JDCN
06A0000000000804146P
著者紹介
吉川 英梨(よしかわ・えり) 1977 年、埼玉県生まれ。著書は講談社から刊行中の「新東京水上警察」シリーズ、「海蝶」シリーズのほか、「女性秘匿捜査官・原麻希」シリーズ、「警視庁53 教場」シリーズ、「十三階の女」シリーズ、「埼玉県警・奈良」シリーズ、「感染捜査」シリーズ、『雨に消えた向日葵』『海の教場』『桜の血族』など多数ある。サスペンス・ミステリーの旗手として注目を集めている。