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パンダのタンタン 二人の飼育員との約束
パンダノタンタンフタリノシイクイントノヤクソク
- 作: 杉浦 大悟 ,
- 絵: 中村 愛 ,
- 協力: 神戸市立王子動物園 ,
- 協力: NHK「ごろごろパンダ日記」制作班
ある動物園のパンダ舎の屋上で、咲き誇るひまわりたち_____
これは神戸で暮らした一頭のパンダと、そばで支えた二人の飼育員の約束の物語。
兵庫県にある神戸市立王子動物園にいたパンダのタンタンを知っていますか?
短い手足にモフモフとした毛並みがぬいぐるみのようにかわいらしく、
“神戸のお嬢さま”と呼ばれています。
しかし、来園者に見せる愛らしい姿の一方で、わが子を失いパートナーと死別し、
飼育員の二人とともに闘病の日々を送るなど、その背景にはタンタンのパンダとしての一生がありました。
これまで数年にわたり放映されてきたタンタンの密着番組
NHK「ごろごろパンダ日記」の番組プロデューサーの杉浦大悟氏が執筆し、
人と命ある生きものとの関係性や、老いるときも責任を持ってともにあるとはどういうことなのかを伝えます。
動物園に行くことが好きな子はもちろん、身近な生きものとの関わり方や、
生きものを育てることについて、大人も一緒に考え直すきっかけとなる一冊です。
全ページルビ付きなので、お子さまから大人の方まで、幅広い世代の方におすすめです。
<全国学校図書館協議会選定図書>に選定されました。
朝日小学生新聞1面に著者取材と書籍内容が掲載され、大反響!
ダ・ヴィンチの「パンダを愛で尽くす10冊」にて、毎日パンダの高氏貴博様に3位に選書していただきました。
ⒸDaigo Sugiura
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書誌情報
紙版
発売日
2024年10月23日
ISBN
9784065369661
判型
四六
価格
定価:1,705円(本体1,550円)
ページ数
200ページ
電子版
発売日
2024年10月22日
JDCN
06A0000000000840923G
著者紹介
杉浦大悟(作) 1973 年、神奈川県横浜市生まれ。NHK 専任部長。5 年間タンタンと飼育員の二人に密着した「ごろごろパンダ日記」をはじめ、「ギョギョッとサカナ★スター」など、NHK の数多くの番組の立ち上げ・制作に携わる。著書に、『21 人の輪 震災を生きる子どもたちの日々』(NHK 出版)がある。
中村 愛(絵) 埼玉県生まれ。東京芸術大学大学院美術研究科日本画博士後期課程修了。絵画教室アトリエAI 主宰。水彩で描いたお花や、しろくまとパンダの作品を数多く発表している。著書に「しろくま、ときどきパンダ」「花と植物を描く水彩の教科書」(グラフィック社)などがある。