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ピーチとチョコレート
ピーチトチョコレート
- 著: 福木 はる
「美しい 醜い 誰が決めた 作者不詳の詠み人知らず
それなら 穴掘り 捨てろ 埋めろ
いまここに ルッキズムの墓たてろ!」
デビュー作にしてリアルで壮快な読後感に絶賛の嵐!
太めの体型を気にしながらも、明るいキャラで乗り切ってきた、萌々(もも)、中学2年生。
どんな習い事も続かない帰宅部だったはずなのに、ある日出会った、派手でかっこいい女性に誘われたヒップホップクラスにうっかり顔を出してみることに。
そこにいたのは、クラスメイトから恐れられている孤高の莉愛!
リズムや韻を考えぬいて、ほんとうの気持ちをぶちかますラップに夢中になっていく二人。
「すべてはイメージ すべて虚構 いまここにいる わたしだけがリアル
Big Up! Big Up! わたしはわたしのままで この人生を謳歌してみせる」
でも、ありのままの自分で人生を謳歌するなんてできるんだろうかーー?
*第64回講談社児童文学新人賞佳作入選作
ⒸHaru Fukugi
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書誌情報
紙版
発売日
2024年11月14日
ISBN
9784065373903
判型
四六
価格
定価:1,650円(本体1,500円)
ページ数
224ページ
電子版
発売日
2024年11月13日
JDCN
06A0000000000845780J
初出
この作品は、第64回講談社児童文学新人賞佳作に選出された、同タイトルの応募作に、加筆・修正したものです。
著者紹介
福木はる(ふくぎ はる) 沖縄県出身、千葉県在住。琉球大学教育学部卒業。小学校教諭を退職後、こども支援の活動に従事。現在は、子育てをしながら執筆活動に専念している。2023年、『ピーチとチョコレート』で第64回講談社児童文学新人賞の佳作に入選し、本作がデビュー作となる。