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星くずの殺人
ホシクズノサツジン
- 著: 桃野 雑派

クローズドサークル新時代!
最後の一行まで驚きの連続、限界突破ミステリー!!
3000万円の完全民間宇宙旅行のモニターツアーで、念願の宇宙ホテル『星くず』についた途端見つかった死体。それも無重力空間で首吊り状態だった。添乗員の土師穂稀は、会社の指示に従いツアーの続行を決めるが――。
一癖も二癖もあるツアー客、失われる通信設備、逃げ出すホテルスタッフ。さらには第2の殺人まで起きてしまう。帰還を試みようとすると、地上からあるメッセージが届き、それすら困難に。『星くず』は、宇宙に漂う巨大密室と化したのだった。
★令和のディクスン・カー(候補)が打ち上げる“天上”最高のゲーム!/法月綸太郎さん
★天上に打ち上げられた「推理」という名の実験室!/阿津川辰海さん
★不可思議も不可解もねじ伏せるアイディア量に、圧倒されました。/五十嵐律人さん
★地球を見下ろす、宇宙的ホワイダニットに震えた。/大森 望さん
★どうやって? なぜここで? が一気に解明されるラストが爽快!/潮谷 験さん
★すべてが壮大。舞台も、事件も、真相も。最後の一文が好きです。/辻堂ゆめさん
★周回軌道を漂う極上の謎。大気圏突入(クライマックス)の衝撃に備えよ。/結城真一郎さん
Momono zappa 2024
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書誌情報
紙版
発売日
2025年02月14日
ISBN
9784065385487
判型
A6
価格
定価:891円(本体810円)
ページ数
384ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2025年02月14日
JDCN
06A0000000000873346V
初出
本書は小社より2023年2月に単行本として刊行されました。
著者紹介
1980年京都府生まれ。帝塚山大学大学院法政策研究科世界経済法制専攻修了。2021年『老虎残夢』で第67年江戸川乱歩賞を受賞し、デビュー。他の著書に『星くずの殺人』(本書)、その続編となる『蠟燭は燃えているか』がある。筆名は敬愛するアメリカの伝説的ギタリスト、フランク・ザッパからとった。