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写楽殺人事件 新装版
シャラクサツジンジケンシンソウバン
- 著: 高橋 克彦

230年間、未解決。
2025年大河ドラマ『べらぼう』を観る前に読むべき歴史ミステリーの大傑作!
活動期間わずか10ヵ月、残した浮世絵は約150点。江戸中期に彗星のごとく現れ消えた謎の天才絵師・東洲斎写楽は、何者だったのか。大学助手の津田はある画集と出会ったことで写楽の正体に肉迫する。その一方で、浮世絵研究界では連続殺人が起きていてーー。
蔦屋重三郎(『べらぼう』主人公)が愛した天才絵師。
しかし、素性、本名、筆を断った理由……
すべてが不明。
写楽の正体と目された代表的人物はーー
葛飾北斎、歌川豊国、円山応挙、酒井抱一、山東京伝、蔦屋重三郎etc.
連続殺人の果てに明かされるのは、実像か?虚像か?
「歴史上の難問」を題材にした伝説の江戸川乱歩賞受賞作。
Ⓒ高橋克彦
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書誌情報
紙版
発売日
2025年01月15日
ISBN
9784065381595
判型
A6
価格
定価:957円(本体870円)
ページ数
448ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2025年01月15日
JDCN
06A0000000000865530T
初出
本書は1986年7月に講談社文庫より刊行された『写楽殺人事件』の文字を大きくした新装版です。
著者紹介
1947年岩手県生まれ。’83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、’86年『総門谷』で吉川英治文学新人賞、’87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、’92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。