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キレる子どもの気持ちと接し方がわかる本
キレルコドモノキモチトセッシカタガワカルホン
- 著: 原田 謙

【なぜキレる? どうしたらいい?】
児童精神科医の著者が25 年以上の臨床で培ってきた、キレる子どもへの対応・支援法を、マンガを交えて解説します。
「暴力の止め方」「話の聞き方」「ほめ方・叱り方」「発達障害の場合」など、ノウハウ的な接し方だけでなく、子どもと向き合うときに意識したい大人側の心構えも重要。ブレない姿勢で、子どものこころに寄り添いながら対応をしていくことで、キレる行動は減っていくでしょう。
【キレる行動への対応をマンガ事例で考えてみよう】
本書では事例をマンガで紹介しながら対応のしかたを解説。子どものこころに寄り添う対応法がわかります。
《事例》
・きょうだいや友達に暴力をふるう
・注意されると激しく反発する
・親や先生に暴言を吐く
・無理な要求をして、親を試すようなことをする
・ほしいものを買ってもらえないと、わめく
・ゲームを中断させられるとパニックになる
・弟や妹をいじめる
・うそをつき、問いつめられるとキレる
【本書の内容構成】
第1章 キレる子どもとの接し方
第2章 キレる子どもが増えている?
第3章 子どもの暴力・暴言の止め方
第4章 「キレる気持ち」を理解する
第5章 「キレる行動」を減らしていく
第6章 キレにくい親子関係のつくり方
第7章 困ったら支援者に相談する
【推薦の言葉】
原田謙先生は経験豊富な児童精神科医です。子どものこころの問題を全般的に診ておられますが、なかでも「反抗挑発症」や「素行症」など、行動面に課題のある子どもたちに関するわが国随一の専門家です。
このたび、その原田先生がキレる子どもについての本をご執筆されました。大人は、子どもの反抗的な態度や暴言、暴力などを見ると、「困った子ども」だと思ってしまいがちです。しかし子どもの側から見ると、自分自身が困っているときに、やむを得ない手段として、そのような行動をとっていることが多いです。キレる子どもは、「困っている子ども」なのです。
原田先生はそのことを重視して、子どもの気持ちを尊重しながら、行動の問題をその子自身が「解決しよう」と思えるような、丁寧な診療を続けておられます。この本は、その原田先生の長年のご経験に裏打ちされた一冊です。
キレる子どもへの対応に悩んでいる親御さんや学校の先生方、支援者の方にはぜひこの本を読んでいただき、お子さんがおだやかに過ごせるような環境づくりを心がけていただければと思います。
信州大学医学部 子どものこころの発達医学教室教授
本田 秀夫
Ⓒ
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書誌情報
紙版
発売日
2025年02月27日
ISBN
9784065384466
判型
A5
価格
定価:1,760円(本体1,600円)
ページ数
160ページ
シリーズ
こころライブラリー
電子版
発売日
2025年02月26日
JDCN
06A0000000000872851V
著者紹介
原田謙(はらだ・ゆずる) 長野県立こころの医療センター駒ケ根副院長・精神科研修研究センター長・子どものこころ診療センター長。信州大学医学部臨床教授。1962年東京都生まれ。1987年信州大学医学部卒業。神奈川県立子ども医療センター、国立精神神経センター国府台病院、信州大学医学部附属病院などを経て、2014年から現職。専門は児童精神医学。特に発達障害の二次障害、反抗挑発症、素行症。主な著書に『「キレる」はこころのSOS 発達障害の二次障害の理解から』(星和書店)や『注意欠如多動症の診断・治療ガイドライン』(じほう、共著)などがある。
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