小説 父と僕の終わらない歌

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小説 父と僕の終わらない歌

ショウセツチチトボクノオワラナイウタ

講談社文庫

歌おう。人生は明るい。
アルツハイマーの父と、その息子が奏でた奇跡。
世界を感動させた奇跡の実話が、日本を舞台に映画化!

かつてプロを目指していた、音楽を愛する父・哲太。息子の雄太はそんな父が大好きだったが、アルツハイマーに冒されてしまう。
次第に家族を認識しづらくなり、粗暴になり、歌をうたうことさえ忘れてしまった。
あるとき、カーステレオから音楽を流すと、助手席の哲太が歌い始めた。
雄太は父とのデュエットを録画し、SNSにアップすると、瞬く間に世界中に拡散され、驚異的なバズを起こす。
しかし哲太の病状は進み、家族は限界を迎えようとしていた――。

寺尾 聰 松坂桃李 
監督/小泉徳宏
脚本/三嶋龍朗 小泉徳宏


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書誌情報

紙版

発売日

2025年03月14日

ISBN

9784065389072

判型

A6

価格

定価:726円(本体660円)

ページ数

256ページ

シリーズ

講談社文庫

初出

本書は、映画「父と僕の終わらない歌」(脚本 三嶋龍朗・小泉徳宏)の小説版として著者が書き下ろした作品です。

著者紹介

著: 三嶋 龍朗(ミシマ タツロウ)

1987年福島県生まれ。映画『ちはやふるー結びー』の演出部として小泉組に参加。脚本家としてNetflix映画『ゾン100ーゾンビになるまでにしたい100のことー』、Netflixシリーズ『幽☆遊☆白書』などを手掛け、同じく脚本を務めたNetflix映画『シティーハンター』は第7回アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード最優秀作品賞を受賞。

協力: 小泉 徳宏(コイズミ ノリヒロ)

幼少期を海外で過ごし、独学で映画制作を学ぶ。2003年に株式会社ロボットに入社し、『タイヨウのうた』(2006年/松竹)で当時25歳にして映画監督デビュー。『ガチ☆ボーイ』(2008年/東宝)、『FLOWERSーフラワーズー』(2010年/東宝)、『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2013年/東宝)など、次々に脚本家・監督としての手腕をふるう。2016年からは、人気コミックを原作にした3部作『ちはやふるー上の句ー』『ちはやふるー下の句ー』『ちはやふるー結びー』を脚本・監督し、シリーズ累計で興行収入45億円を超える大ヒットに導く。2018年からは日本初となるライターズルーム『モノガタリラボ』を立ち上げ、映画に限らないコンテンツ作りの新たな拠点として活動している。

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