きょうはぎょうざの日

きょうはぎょうざの日

キョウハギョウザノヒ

講談社の絵本

「あしたはみんなで、あしたはぎょうざ。
あしたはみんなで、あしたはぎょうざ」

ふだんは、パパ、おにいさんとはなれて、ママとおじいちゃん、おばあちゃんとくらしている少女シャオチン。
明日はお休みなので、パパとおにいさんもいっしょに、ぎょうざをつくって、みんなで食べるのです。

おじいちゃんは庭から野菜をとってきます。
おばあちゃんは小麦粉から皮をつくります。
おかあさんはぎょうざのあんをつくります。

「1、2、3。そうしたらくるっとまわして、
えーと、1、2、3でぎゅっとする……できた!」

シャオチンは、はじめてのぎょうざのあんを皮で包みました。

たくさんのぎょうざが包めたら、さあパパの出番ですーー。


料理家のウー・ウェンさんの原点、少女時代の家族の思い出が絵本になりました。
みんなで作って、みんなで食べる。
幸せな食卓の思い出です。


*すべての漢字にふりがなつき
*ひとりで読むなら小学校3年生くらいから


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書誌情報

紙版

発売日

2025年06月12日

ISBN

9784065394076

判型

AB

価格

定価:1,870円(本体1,700円)

ページ数

32ページ

シリーズ

講談社の創作絵本

著者紹介

原案: ウー・ウェン(ウー・ウェン)

原案:ウー・ウェン 中国・北京生まれ。ウー・ウェン クッキングサロン主宰。1990 年に来日。料理上手な母から受け継いだ料理が評判となり、料理家に。医食同源が根づいた中国の家庭料理とともに中国の暮らしや文化を伝えている。主な著書に『ウー・ウェンの蒸しもの お粥』(高橋書店)、『シンプルな一皿を究める 丁寧はかんたん』『ウー・ウェンの毎日黒酢』(ともに講談社)、『10品を繰り返し作りましょう わたしの大事な料理の話』(大和書房)などがある。

文: 石井 睦美(イシイ ムツミ)

文:石井睦美(いしい むつみ) 神奈川県生まれ。作家。『五月のはじめ、日曜日の朝』で毎日新聞小さな童話大賞と新美南吉児童文学賞、駒井れん名義の『パスカルの恋』で朝日新人文学賞、『皿と紙ひこうき』(講談社)で日本児童文学者協会賞、『わたしちゃん』(小峰書店)でひろすけ童話賞を受賞。翻訳を手がけた絵本『ジャックのあたらしいヨット』(BL出版)で産経児童出版文化賞大賞受賞。

絵: 松本 春野(マツモト ハルノ)

絵:松本春野(まつもと はるの) 東京都生まれ。絵本作家・イラストレーター。多摩美術大学油画専攻卒業。『おばあさんのしんぶん』(原作/岩國哲人 講談社)でけんぶち絵本の里大賞アルパカ賞、『バスが来ましたよ』(文/由美村嬉々 アリス館)で親子で読んでほしい絵本大賞2位など受賞歴多数。手がけた絵本に『トットちゃんの 15つぶの だいず』(原案/黒柳徹子 文/柏葉幸子 講談社)ほか多数。

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