コロナに挑んだ医師

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コロナに挑んだ医師

コロナニイドンダイシ

2020年1月、日本国内でもついに新型コロナウイルス感染症が確認された。
未知のウイルスへの恐怖と社会からの偏見に、誰もが二の足を踏む中、当時、開業して2年の埼玉県三芳町にある小さなクリニックの院長は1人、覚悟を決めていた。
コロナ禍当時、24時間体制で1日に1500人の患者を受け入れ、ピーク時には、埼玉県内の約半数のコロナ患者に対応し、常に最前線で戦い続けた病院の勇士たちの記録。
院長鹿野晃氏は、なぜその決断を下したのか、そのバックストーリーに迫る。

目次
第1部 コロナ禍に起きた真実――ふじみの救急病院24時――
第1章 危機――予期せぬパンデミックの到来
第2章 決断――全国初の「プレハブ病床」誕生
第3章 奮闘――未知の脅威に挑んだ勇者たち
第4章 伝承――小さな病院が生む大きな奇跡
第2部 世界を治す医者――成長の軌跡――
 第1章 やんちゃな少年時代
 第2章 旅する青年時代
 第3章 命と向き合う医師への道のり
第3部 地域と共に歩む医療――理想の未来をつくる――
 第1章 多彩な医療経験と政治への挑戦
 第2章 命を守る知識の普及
 第3章 地域医療の革新


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書誌情報

紙版

発売日

2025年04月24日

ISBN

9784065393918

判型

四六

価格

定価:1,650円(本体1,500円)

ページ数

204ページ

著者紹介

著: 鹿野 晃(カノ アキラ)

2002年、藤田医科大学医学部を卒業。ペンシルベニア大学医学部・アイオワ大学医学部に留学。青梅市立総合病院救命救急センター医長、遠山脳神経外科副院長を歴任。東日本大震災では東京消防庁の指令室で救急隊を指導。2018年救急医が常駐する24時間年中無休のふじみの救急クリニックを開業。2019年自ら救急車を作り民間救急隊を設立、日本初の民間救急隊併設型の救急クリニックとなる。新型コロナウイルス感染症対策にいち早く取り組む。2020年2月より、独自にPCR検査を24時間体制で開始。翌月には帰国者・接触者外来に指定、発熱外来PCRセンターを委託され、駐車場にプレハブ施設を設置し、自作シールドによる検体採取など、積極的に検査を行う。同年12月には、新型コロナウイルス重点医療機関に認定され、クリニックから病院へと拡大。病床数を38床に拡充、ECMO(体外式膜型人工肺)も導入し重症患者の治療も可能にする。2024年2月、東京都小平市にむさしの救急病院を開設し院長に就任した。

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