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氷柱の声
ツララノコエ
- 著: くどう れいん

語れないと思っていたこと。
言葉にできなかったこと。
東日本大震災が起きたとき、伊智花は盛岡の高校生だった。
それからの10年の時間をたどり、人びとの経験や思いを語る声を紡いでいく、著者初めての小説。
第165回芥川賞候補作。
ⒸRain Kudo
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書誌情報
紙版
発売日
2025年06月13日
ISBN
9784065398401
判型
A6
価格
定価:660円(本体600円)
ページ数
176ページ
シリーズ
講談社文庫
電子版
発売日
2025年06月13日
JDCN
06A0000000000915248A
初出
本書は2021年7月、小社より単行本として刊行されました。
著者紹介
1994年生まれ。岩手県盛岡市出身・在住。著書として、エッセイ集に『わたしを空腹にしないほうがいい』『うたうおばけ』『虎のたましい人魚の涙』『桃を煮るひと』『コーヒーにミルクを入れるような愛』『日記の練習』『湯気を食べる』、歌集に『水中で口笛』、小説に『氷柱の声』、創作童話に『プンスカジャム』、絵本に『あんまりすてきだったから』、俳優・戸塚純貴とのコラボ書籍に『登場人物未満』などがある。