籠城忍 上田城攻防戦

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電子あり

籠城忍 上田城攻防戦

ロウジョウシノビ ウエダジョウコウボウセン

講談社文庫

真田親子が徳川軍を2度とも撃退した上田合戦。その籠城戦で真田忍者たちはどんな活躍をしたのか。書下ろし歴史小説シリーズ第2弾!

 寡兵の真田軍が徳川の大軍を二度にわたって撃退したことで有名な上田合戦。最初の戦いは天正13年(1585年)のこと。上野の沼田領をめぐってその地の国人である真田昌幸と、徳川家康が対立する。上杉と北条、徳川の三大勢力が接する東信濃から西上野にかけて領土を得ていた昌幸は、属していた徳川の命令に反発し、それを拒むどころか上杉に主を乗り換えたのだ。家康は大軍の遠征を決意するが、その前に真田の本拠の上田城への潜入を、伊賀者の棟梁・服部半蔵に命じた。片や出浦対馬守率いる真田の忍の軍団・三ツ者が、昌幸の命によって上田城下の守りに入った。真田1700と徳川7000の激突に先駆けて、三ツ者vs伊賀忍者、佐助と才蔵vs服部半蔵の暗闘が始まった……。


ⒸTakashi Yano

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書誌情報

紙版

発売日

2025年06月13日

ISBN

9784065398678

判型

A6

価格

定価:880円(本体800円)

ページ数

352ページ

シリーズ

講談社文庫

電子版

発売日

2025年06月13日

JDCN

06A0000000000915401I

著者紹介

著: 矢野 隆(ヤノ タカシ)

1976年福岡県生まれ。2008年『蛇衆』で第21回小説すばる新人賞を受賞。その後、『無頼無頼(ぶらぶら)ッ!』『兇』『勝負(ガチ)!』など、ニューウェーブ時代小説と呼ばれる作品を手がける。また、『戦国BASARA3 伊達政宗の章』『NARUTO-ナルト- シカマル新伝』といった、ゲームやコミックのノベライズ作品も執筆して注目される。’21年に『戦百景 長篠の戦い』で第4回細谷正充賞を、’22年に『琉球建国記』で第11回日本歴史時代作家協会賞作品賞を受賞。他の著書に『清正を破った男』『生きる故』『我が名は秀秋』『戦始末』『鬼神』『山よ奔(はし)れ』『大ぼら吹きの城』『朝嵐(あさあらし)』『至誠の残滓(ざんし)』『源匣記(げんこうき) 獲生伝(かくしょうでん)』『とんちき 蔦重青春譜 』『さみだれ』『戦神(いくさがみ)の裔(すえ)』『覚悟せよ』『琉球建国記 尚円伝』『籠城忍(しのび) 小田原の陣』『匣真(こうしん)演義(えんぎ) 姫賊(きぞく) 僑燐伝(きょうりんでん)』および『THE LEGEND&BUTTERFLY』(ノベライズ)などがある。

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