頭がわるくて悪くて悪い

頭がわるくて悪くて悪い

アタマガワルクテワルクテワルイ

文芸(単行本)

「宇宙人を殺すのはなんの犯罪にもあたらねえんだよ」
人間社会に溶け込み、悪事を働いている宇宙人を駆除すれば一晩で15万円。簡単なお仕事だといわれ、人生に行き詰った三浦馬連と山井孝直は宇宙人の隠れ家をタタきに向かう。合法ドラッグ、裏切りの裏切り……人はみんな思い込みで生まれて、勘違いで死んでいく。
日本語ドーピングの新鋭が描く、この世界の不条理=馬鹿馬鹿しさ。


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書誌情報

紙版

発売日

2025年07月16日

ISBN

9784065401484

判型

四六

価格

定価:1,815円(本体1,650円)

ページ数

160ページ

著者紹介

著: 献鹿 狸太朗(ケンシカ マミタロウ)

1999年生まれ。慶應義塾大学大学院卒。16歳の時、月刊少年マガジンRにて三ヶ嶋犬太朗名義の『夜のヒーロー』で漫画家デビュー。高校卒業後すぐにヤングマガジンサードにて『踊るリスポーン』連載開始。第59回文藝賞(河出書房新社)で「青辛く笑えよ」が最終候補となる。初の短編集である『赤泥棒』が発売後即重版となった。他の著書に『地ごく』、『みんなを嫌いマン』がある。

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