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祠破壊ホラー小説アンソロジー
ホコラハカイホラーショウセツアンソロジー
依頼「祠が破壊されるシチュエーションを含むホラー小説を執筆してください」
星海社15周年記念企画！
依頼を託された豪華7名の作家が、新たな祠の創造と破壊に挑む！
〈収録作品〉
阿泉来堂「再会の首」
高校時代のクラスメイトとの甘き再会が、首をめぐる忌まわしき青春の記憶を呼び醒ますーー。
織守きょうや「山へ行け、祠を壊せ あるいは祠ハンターの狂気とその顛末」
「祠ハンター」と呼ばれる先輩の祠探しに付き合う怪異に遭いたい「僕」……謎めいた先輩の目的とは？
木古おうみ「古き良き海徒の祠」
夢でナニカの呼び声に苛まれ、幼い頃に過ごした孤島を訪ねた少年に、穏やかな島の不穏な真実が忍び寄るーー。
最東対地「閃光」
神威を放ち、敵の祠を破壊せよ！ 祠神の加護者・祠ホルダーによる異能バトルロワイヤル！
柴田勝家「ギャルと祠破壊少年」
祠を破壊する姿をギャルに目撃されてしまった少年！ 祠に祀られた「ンソロク様」の正体とは？
蝉川夏哉「その痛みを縁として」
「お姉ちゃんを返して」ーー祠に祈り「奇跡の聖女」と化した姉を救うため、妹は祠の破壊を決意するが……。
手代木正太郎「石祠」
子どもができないことに悩む夫婦が旅行で訪れた、うら寂しい海浜の町。そこには大量の石祠があったーー。
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書誌情報
紙版
発売日
2025年07月16日
ISBN
9784065402757
判型
B6
価格
定価：1,760円（本体1,600円）
ページ数
288ページ
シリーズ
星海社ＦＩＣＴＩＯＮＳ
電子版
発売日
2025年07月15日
JDCN
06A0000000000935266G
初出
織守きょうやさん「山へ行け、祠を壊せ あるいは祠ハンターの狂気とその顛末」は、同人誌「発禍点」に収録された同名の作品を加筆し、再録したものです。そのほかの作品は書き下ろしです。
著者紹介
第40回横溝正史ミステリ＆ホラー大賞の読者賞を受賞し、2020年に『ナキメサマ』（角川ホラー文庫）でデビュー。同作から始まる〈作家・那々木悠志郎〉シリーズのほか、著作に『贋物霊媒師 櫛備十三のうろんな除霊譚』（PHP文芸文庫）、『骸ノ時計』（産業編集センター）などがある。
第14回講談社BOX新人賞Powersの「Powers」を受賞し、2012年に『霊感検定』（講談社BOX）でデビュー。また第22回日本ホラー小説大賞の読者賞を受賞し、2015年に『記憶屋』（角川ホラー文庫）を刊行。そのほかの著作に、『響野怪談』（角川ホラー文庫）、『彼女はそこにいる』（KADOKAWA）などがある。
第7回カクヨムweb小説コンテスト〈ホラー部門〉の大賞を受賞し、2022年に『領怪神犯』（角川文庫）でデビュー。同シリーズのほか、著作に『檻降り騙り』（角川ホラー文庫）、『偽葬家の一族』（角川文庫）などがある。
第23回日本ホラー小説大賞の読者賞を受賞し、2016年に『夜葬』（角川ホラー文庫）でデビュー。そのほかの著作に『異世怪症候群』（星海社FICTIONS）、『花怪壇』（光文社）などがある。
第2回ハヤカワSFコンテストの大賞を受賞し、『ニルヤの島』（ハヤカワSFシリーズ Jコレクション）でデビュー。そのほかの著作に『メイド喫茶探偵黒苺フガシの事件簿』（星海社FICTIONS）、『カタリゴト 帝都宵闇伝奇譚』（角川ホラー文庫）などがある。
「小説家になろう」に作品を投稿し、2012年に『邪神に転生したら配下の魔王軍がさっそく滅亡しそうなんだが、どうすればいいんだろうか』がアルファポリスで書籍化されデビュー。第2回なろうコン大賞を受賞し、2014年に『異世界居酒屋「のぶ」』が宝島社で書籍化。同シリーズのほか、著作に『第七異世界のラダッシュ村』（星海社FICTIONS）がある。
講談社BOX新人賞Powersの「Talents」を受賞、小学館ライトノベル大賞の優秀賞を受賞し、2012年の『柳生浪句剣』（講談社BOX）と2013年の『王子降臨』（ガガガ文庫）でデビュー。そのほかの著作に、『魔法医師の診療記録』（ガガガ文庫)、『涜神館殺人事件』（星海社FICTIONS）などがある。
イラスト： オクソラ ケイタ（オクソラ ケイタ）
グラフィックデザイナー。装画を担当した書籍に、『獣』（カンザキイオリ／KAMITSUBAKI STUDIO）、『異世怪症候群』（最東対地／星海社FICTIONS）、『火車の残花 浮雲心霊奇譚』（神永学／集英社）などがある。
