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モンテスキューノート アガタ2
モンテスキューノート アガタ2
- 著: 首藤 瓜於

『脳男』にも挑んだ超個性的ヒロイン!
被害者の思いがけない接点に隠された謎!
立て続けに起きた殺人事件の被害者となった
若い女性たちは片目を抉りとられていた――。
殺人者はなぜそんな残酷な犯行に及んだのか?
事件に動揺したレイチェルが姿を消した理由とは?
感情は厄介、数学は完璧。
若い女性がサバイバルナイフで刺され、顔を激しく傷つけられたうえに片目を抉りとられるという異様な殺人事件が立て続けに発生した。捜査本部で被害者の接点を探る青木一は何か助言を得ようと鵜飼縣とともに元精神科医のレイチェルの部屋に集まって事件の概要を説明したところ、レイチェルが異常なほどに動揺し、ワイングラスを取り落としてしまう。その時に漏らした言葉が気になってしかたがない縣は、彼女がかつて行った犯罪者の精神鑑定のカルテを調べるよう桜端道に指示して、十年数前に鑑定した凶悪犯が来日していることを突き止めるも、第三の事件の発生とともにレイチェルの失踪を知らされる……。
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書誌情報
紙版
発売日
2025年08月29日
ISBN
9784065405130
判型
四六変型
価格
定価:2,255円(本体2,050円)
ページ数
312ページ
著者紹介
1956年栃木県生まれ、上智大学法学部卒。会社勤務等を経て、2000年に『脳男』で第46回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。他著に『事故係 生稲昇太の多感』『刑事の墓場』『指し手の顔 脳男2』『刑事のはらわた』『大幽霊烏賊 名探偵面鏡真澄』『ブックキーパー 脳男』『アガタ』がある。