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レペゼン母
レペゼンハハ
- 著: 宇野 碧

マイクを握れ、わが子と戦え!
山間の町で穏やかに暮らす深見明子。
女手一つで育て上げた一人息子の雄大は、二度の離婚に借金まみれ。
そんな時、偶然にも雄大がラップバトルの大会に出場することを知った明子。
「きっとこれが、人生最後のチャンスだ」
明子はマイクを握り立ち上がる――!
第16回小説現代長編新人賞受賞作。
ーーーーーー
選考委員も激賞!
こんなにスカッと面白い作品が新人賞なら、いっそ清々しいじゃないか!(中略)おかんのラップが響く今宵、この余韻!
――朝井まかて
「親との戦い」ではなく、親の側から「子との戦い」を力強く描いた、大人の小説であると感じさせられた。
――宮内悠介
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書誌情報
紙版
発売日
2025年09月12日
ISBN
9784065404959
判型
A6
価格
定価:803円(本体730円)
ページ数
192ページ
シリーズ
講談社文庫
著者紹介
著: 宇野 碧(ウノ アオイ)
1983年神戸市生まれ。大阪外国語大学外国語学部卒。放浪生活を経て、現在は和歌山県在住。2022年、第16回小説現代長編新人賞を受賞した『レペゼン母』でデビュー。他の著書に『キッチンセラピー』『繭の中の街』がある。