
月虫の姫ぎみ
ツキムシノヒメギミ
――月虫の姫ぎみの はなしを して あげよう。
月虫と いうのは、なまえの とおり、月に すんで いる 虫だ。
地球にうみおとされた月虫のたまごはやがてふしぎな音をたてはじめて……。
『博物館の少女』の富安陽子が文を、『海獣の子供』の五十嵐大介が絵を描く、新感覚おとぎ話。
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書誌情報
紙版
発売日
2025年09月04日
ISBN
9784065406793
判型
AB
価格
定価:1,870円(本体1,700円)
ページ数
32ページ
シリーズ
講談社の創作絵本
著者紹介
東京都生まれ。児童文学作家。『クヌギ林のザワザワ荘』で日本児童文学者協会新人賞、小学館文学賞、「小さなスズナ姫」シリーズで新美南吉児童文学賞、『空へつづく神話』で産経児童出版文化賞、『やまんば山のモッコたち』でIBBYオナーリスト2002文学賞に、『盆まねき』で野間児童文芸賞、産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。2026年国際アンデルセン賞日本の作家賞候補に選ばれる。そのほかに「シノダ!」シリーズ(偕成社)、「オニのサラリーマン」シリーズ(福音館書店)、「天と地の方程式」シリーズ(講談社)など、著作多数。第8代大阪国際児童文学振興財団理事長。
埼玉県生まれ。多摩美術大学卒業後、月刊「アフタヌーン」(講談社)にて漫画家デビュー。『魔女』(小学館)で第8回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞、『海獣の子供』(小学館)で第38回日本漫画家協会賞優秀賞、第13回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。ほかの作品に『リトル・フォレスト』『かまくらBAKE猫倶楽部』(ともに講談社)など、絵本作品に『バスザウルス』(亜紀書房)、『ねこまがたけ-ばけねこしゅぎょうのやま』(作・加門七海 編・東 雅夫/岩崎書店)『ホタルの光をつなぐもの』(文・福岡伸一/福音館書店)などがある。