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ES(7)
エス
- 著: 惣領 冬実

東鵬医大で脳生理学を研究する九條未祢は、ある日警察から奇妙な殺人事件の捜査協力を頼まれる。加害者の脳に起きた不可解な生理現象。捜査が進む中、未祢は事件の周囲には常に秋庭亮介という青年が関わっていることに気づく。まるで人の心が読めるかのように行動する亮介。彼の正体を追ううちに、やがてES(「永遠の安息日Eternal Sabbath」を組み込まれた遺伝子操作人間)の存在が明らかになり……。
Ⓒ惣領冬実
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書誌情報
紙版
発売日
2004年08月23日
ISBN
9784063289763
判型
B6
価格
定価:565円(本体514円)
ページ数
224ページ
シリーズ
モーニング KC
電子版
発売日
2007年02月22日
JDCN
0632897600100011000R
初出
『モーニング』’04年13号、15号、17号、19号、21・22合併号、24号~28号、30号
著者紹介
1959年、大分県の観世流能楽師の家に生まれる。 82年、服飾学校在学中にたまたま漫画新人賞の告知記事を見て投稿した作品が佳作を受賞し、「別冊少女コミック」(小学館)にてデビュー。『おなじくらい愛』(85)で初連載を開始する。主に少女向け漫画雑誌に多数の作品を発表し、卓越した画力で描かれた美しい登場人物たちとドラマチックな恋愛描写で一躍人気に。代表作に『ピンクなきみにブルーなぼく』、『ボーイフレンド』、『MARS』など。『ボーイフレンド』は第33回小学館漫画賞を受賞。また、『MARS』は台湾でも人気を博し、2004年には『戰神~MARS~』というタイトルでテレビドラマ化もされた。 2002年には青年誌である「モーニング」にてSF作品『ES ーEternal Sabbathー』を連載。他人の脳に入り込み、情報を改ざんできる能力を持つ遺伝操作で生まれた青年を描き、新境地を拓いた。 そして現在、「モーニング」にて、ルネッサンス期に活躍したイタリアの英雄、チェーザレ・ボルジアを描く『チェーザレ 破壊の創造者』を連載。新鋭ダンテ学者の原基晶を監修者に迎え、最も信憑性の高いとされているサチェルドーテ版のチェーザレ・ボルジア伝(本邦未訳)をはじめ、膨大な資料を精緻し生み出された全く新しいチェーザレ像や、当時の絵画を参考に、その美麗な線によって忠実に再現されたイタリアの街並みなどが話題を呼び、漫画としての面白さはもちろん、権威ある歴史学者からの評価も高い。 著者公式サイト「惣領冬実@web」 http://www006.upp.so-net.ne.jp/kotama/index2.html