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ジパング(21)
ジパング
- 著: かわぐち かいじ

刻々と進む起爆へのカウントダウン。「大和」艦内では、原爆の停止を巡る角松と草加の駆け引きが続いていた。右足に重傷を負い身動きのとれなくなった角松は、長時間苦痛に耐えるくらいならいっそ楽にしてくれと草加に告げる。それは、自らの存在を消すことで「みらい」が「大和」を沈めることへの躊躇を取り除くための大芝居だった!一方、「大和」拿捕を目論む米軍は、目視距離まで接近していた。「みらい」の決断までに残された時間は、もうない。
書誌情報
紙版
発売日
2013年06月12日
ISBN
9784063709230
判型
A6
価格
定価:847円(本体770円)
ページ数
384ページ
シリーズ
講談社漫画文庫
初出
『モーニング』2009年16号、17号、19号~21・22合併号、26号~39号 単行本:2009年8月(41巻)、2009年10月(42巻)、小社より刊行
著者紹介
かわぐちかいじ 1948年、広島県尾道市生まれ。68年「ヤングコミック」誌にて『夜が明けたら』でデビュー。『はっぽうやぶれ』『プロ』『ハード&ルーズ』などヒット作多数。 87年『アクター』、90年『沈黙の艦隊』、そして02年に『ジパング』で講談社漫画賞受賞。 06年には『太陽の黙示録』で第51回小学館漫画賞、第10回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞も受賞。