刑事が一匹…（７）＜完＞

高円寺大樹は美鳥県警中王署の刑事（デカ）。周辺の警察官がサラリーマン化するなか、彼は獅子奮迅の働きをする。ときには、無法者あつかいされがちだが、被疑者逮捕への執念は異常なまでに凄まじい。
検挙率神話崩壊後の日本、昔、あこがれた刑事さんはどこへ行ってしまったのか！？　　警察官不祥事年間３００件を超える現在、なぜ警察は堕落したのか、何が真の刑事であるのか！？


デカとして生きる男、高円寺大樹。彼の最大の決断！！日本最大のタブー“警察”を描いた衝撃作ついに完結！

ⒸSho Kitagawa

書誌情報

紙版

• 発売日: 2006年12月22日
• ISBN: 9784063725667
• 判型: B6
• 価格: 定価：565円（本体514円）
• ページ数: 224ページ
• シリーズ: モーニング ＫＣ

電子版

• 発売日: 2017年11月01日
• JDCN: 0637256600100011000N

初出

『モーニング』’０６年３９号～４８号

著者紹介

著： きたがわ　翔（キタガワ　ショウ）

1967年静岡県生まれ。81年、中学2年の時、「別冊マーガレット」でデビュー。のちに青年誌に活動の場を移す。ヤングジャンプで連載された『NINETEEN』、『B.B.フィッシュ』では、青少年の絶大な支持を受ける。また、『ホットマン』では日本一のあたたかい家族を描き、テレビ化もされ、大人気を博す。2005年「モーニング」で、日本のタブーのひとつ警察に踏み込んだ『刑事 [デカ] が一匹…』を連載する。2007年「コミックチャージ」で『デス・スウィーパー』と2008年『成り上がり　矢沢永吉物語』(原作・矢沢永吉)の連載を開始する。 　 代表作品： 『19 <NINETEEN>』全7巻（集英社文庫） 『B.B.フィッシュ』全9巻（集英社文庫） 『ホットマン』全15巻（集英社） 『刑事 [デカ] が一匹…』全7巻