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美童物語
ミヤラビモノガタリ
- 著: 比嘉 慂

時は、沖縄の島々が戦争によって荒らされる、少し前の頃。
戦時下の厳しい現実の中でも人々は精一杯生き、たとえささやかでも、美しい命の花を咲かせていた。
そんな命の花のひとつひとつを、沖縄在住の漫画家・比嘉慂が、大切に描き出した読み切りシリーズ。
読み切り4編を収録
ノロ(女性司祭者)の家に生まれたセジ(霊力)高い少女・カマルの目を通して描かれる、沖縄独特の風土を背景にした重厚な戦争ドラマ。死者の骨を浜で洗う儀式の真の意味を描く『風葬』ほか読み切り4編を収録。
Ⓒ比嘉慂
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目次
風葬
ジュリ馬
(2P)おきなわ離島散歩 その一
方言札
仁政おじさん
(2P)おきなわ離島散歩 そのニ
書誌情報
紙版
発売日
2007年02月23日
ISBN
9784063725803
判型
B6
価格
定価:702円(本体638円)
ページ数
208ページ
シリーズ
モーニング KC
電子版
発売日
2011年06月01日
JDCN
0637258000100011000W
初出
『モーニング』’06年39号、48号、’07年12号に掲載と描き下ろし作品を収録。
著者紹介
著: 比嘉 慂(ヒガ ススム)
1953年沖縄県那覇市生まれ。公務員生活20年の後、創作活動に入る。代表作『カジムヌガタイ』。現在は週刊モーニングに読み切りシリーズ『美童物語』を不定期連載中。