へうげもの(11)

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へうげもの(11)

ヒョウゲモノ

モーニング

あるときは信長、秀吉、家康に仕えた武士。またあるときは千利休に師事する茶人。そしてまたあるときは物欲の権化。戦国~慶長年間を生き抜いた異才・古田織部。甲冑、服飾、茶、陶芸、グルメetc. お洒落でオタクなこの男こそ、日本人のライフスタイルを決めちゃった大先輩だ!!


密航先の朝鮮から逃亡を図る織部一行。李舜臣将軍の亀船が猛攻撃。絶体絶命の船中で、「この上ない回春」を味わう織部。無事帰還を果たしたものの、不倫告白、関白秀次事件、そして別居と、公私ともに激動の日々。翌夏、未曾有の大地震により、伏見城も「うぎゃあ」もうつわも灰燼と化す。なにはなくとも妻ではないか。廃墟からたちあがれ日本。がんばろう織部。激動の大航海時代を数奇魂で乗り切りまする。


Ⓒ山田芳裕

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目次

第百九席 昇天のテーマ
第百十席 伏見恋しぐれ
第百十一席 聖☆おかあさん
第百十二席 (Dawning Of EDO)New Era
第百十三席 ハートブレイク・伏見
第百十四席 酒よ
第百十五席 Let it be
第百十六席 Mr.BRAND NEW DAY
第百十七席 日輪ラプソディ in ブルー
第百十八席 金子 GO ROUND
第百十九席 Knockin' on Heaven of 数奇

書誌情報

紙版

発売日

2010年07月23日

ISBN

9784063729191

判型

B6

価格

定価:586円(本体533円)

ページ数

224ページ

シリーズ

モーニング KC

電子版

発売日

2011年10月20日

JDCN

0637291900100011000E

初出

『モーニング』2009年51号、2010年1号、4・5合併号、7号、9号、11号、13号、15号、19号、21・22合併号

著者紹介

著: 山田 芳裕(ヤマダ ヨシヒロ)

1968年、新潟市生まれ。大学在学中にモーニング主催、ちばてつや賞一般部門で入賞。受賞作『大正野郎』で同誌よりデビュー。以来一環してモーニング、ヤングサンデーなど青年誌で活躍。漫画家、編集者に加え、各分野のアーチストからも絶大な支持を受ける。作家性を高く評価されながら、一般読者に支持されないジレンマを抱えていたが、最新作『へうげもの』が名実ともに絶好調。主な作品は他に『考える侍』『しわあせ』『デカスロン』『度胸星』『いよっおみっちゃん』『ジャイアント』などがある。ちなみに物欲の激しさは『へうげもの』の主人公・古田織部級との噂。やきもの、のりもの、文房具、音楽、映画など、多方面に深い造詣を持つ。   刊行中の単行本(09年4月1日現在): 『へうげもの』1~8巻(以下続刊・講談社)、『ジャイアント』全9巻(同)、『デカスロン』全13巻(小学館文庫)、『山田芳裕傑作集』全2巻(同)、『ザ・プライザー』(双葉文庫)、『泣く男』(同)

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