ピアノの森（８）

「手首はピアニストにとっての弓である」。森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った少年カイ。16歳となったカイは、阿字野の教えを一身に受け、ピアノ漬けの生活を送っていた。そんなカイの行方を追う多くの人の中に丸山誉子がいた。左手に故障を抱えた彼女はピアノを中断して治療すべきかどうか悩んでいた。そんな中、ついに再開したカイのピアノは誉子の道を照らし出す！


森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った少年カイ。16歳となったカイは、阿字野の教えを一身に受け、ピアノ漬けの生活を送っていた。そんなカイの行方を追う多くの人の中に丸山誉子がいた。左手に故障を抱えた彼女はピアノを中断して治療すべきかどうか悩んでいた。そんな中、ついに再開したカイのピアノは誉子の道を照らし出す！

書誌情報

紙版

• 発売日: 2016年10月12日
• ISBN: 9784063850321
• 判型: A6
• 価格: 定価：858円（本体780円）
• ページ数: 336ページ
• シリーズ: 講談社漫画文庫

著者紹介

著： 一色　まこと（イッシキ　マコト）

1984年、「ヤングマガジン」誌上にて『カオリ』でデビュー。1995年、『花田少年史』で第19回講談社漫画賞を受賞。2008年、『ピアノの森』で第12回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞受賞。