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ヴィンランド・サガ(9)
ヴィンランドサガ
- 著: 幸村 誠

11世紀、北欧の地は、蛮族と恐れられた
ヴァイキングにより戦火にまみれていた。
その中に、父親を殺され、復讐のため戦場
を駆け抜けた少年・トルフィンがいた。
彼は仇敵・アシェラッドを殺すために生き、
生きるために戦った。だが、イングランド
王位をめぐる争いの中でアシェラッドは
不慮の死を遂げる。唯一の希望を失い、
奴隷に身をやつしたトルフィンはそれでも
なお安息と豊穣の地、ヴィンランドを思い描く。
心休まる日はいつ訪れるのか。
”本当の戦士”の物語が紡がれていく。
シェラッド亡き今、トルフィンは戦場を離れ、いつしか奴隷として生きるようになった。森を切り開き麦を作る、静かだが無気力な毎日。人生で初めて友人と呼べる者が現れ、力を合わせて朝から晩まで農場で働く。そんな時、彼は農場主の息子にまるで遊びのようにして殺されかけ、気付く。本当は死にたくないのかもしれない、と。彼は希望を取り戻し、新たな人生を生きることができるのか。新章〈奴隷編〉開幕!
Ⓒ幸村誠
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目次
若様
殺してもいい人間
蛇
最初の友達
血の道
クヌートのやり方
馬がほしい
続・馬がほしい
書誌情報
紙版
発売日
2010年06月23日
ISBN
9784063106725
判型
B6
価格
定価:748円(本体680円)
ページ数
208ページ
シリーズ
アフタヌーンKC
電子版
発売日
2012年02月02日
JDCN
0631067200100011000K
初出
『月刊アフタヌーン』2009年11月号~2010年6月号
著者紹介
1976年5月4日生まれ。神奈川県横浜市出身。血液型:B型。『プラネテス』(モーニング掲載)でデビュー。代表作は、『プラネテス』『ヴィランド・サガ』(アフタヌーン連載中)。2002年、第33回星雲賞コミック部門賞受賞。座右の銘:「あ、一瞬待ってください、じゃ半日でもいいです」
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お知らせ
『ヴィンランド・サガ』が、第25回文化庁メディア芸術祭マンガ部門 審査委員会推薦作品に選出されました!(2022.3.14)