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荒野に獣 慟哭す(8)
コウヤニケモノドウコクス
『キマイラ』『サイコダイバー』『餓狼伝』『陰陽師』など数多くのヒットシリーズを生み出した夢枕獏が放つ、サイバー伝奇アクション小説を実力派・伊藤勢がコミカライズ化。ジャングルの奥深くに伝わる奇病・独覚ウイルスを植えつけられ、人間の持つ能力を遙かに凌駕する近代兵器として生まれ変わった12人の独覚兵。12神将になぞられた能力を駆使し、互いに命を削る戦いを繰り広げる。
独覚兵を束ねる薬師丸法山によって、愛する摩耶をさらわれた御門(コードネーム・クビラ)は、メキシコの地に降り立っていた。そこで、待ち受けるは驚異の機動力を持ちながら重火器で武装した、独覚兵アニラだった。御門を遙かに上回る能力にどう立ち向かう!? 人が太古より受け継がれてきた力を解放した独覚兵同士の戦いは要注目!!
書誌情報
紙版
発売日
2008年08月22日
ISBN
9784063493757
判型
B6
価格
定価:576円(本体524円)
ページ数
176ページ
シリーズ
マガジンZKC
初出
『マガジンZ』2008年2月号~7月号
著者紹介
著: 伊藤 勢(イトウ セイ)
原作: 夢枕 獏(ユメマクラ バク)
1951年神奈川県出身。77年、SF文芸誌『奇想天外』にて「カエルの死」でデビュー。89年「上弦の月を喰べる獅子」で第10回日本SF大賞、98年「神々の山嶺」で第11回柴田練三郎賞を受賞。「餓狼伝」「魔獣狩り」「キマイラ」「陰陽師」シリーズなどで人気を博す。著書多数。趣味である格闘技観戦、釣り、写真に関連した著作も数多い。