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ヘルプマン!(10)
ヘルプマン
- 著: くさか 里樹

超高齢社会に突入する日本にとって、他人事にはできない問題をリアルに描く
「成年後見制度編」第二弾。2000年、「介護保険制度」と同時期に産声を上げ
たもう一つの制度。「成年後見制度」は、その人らしい尊厳をどこまで守るこ
とができるのか?近隣に住む独居高齢者が突然認知症になった時、家族は、
隣人は、そして高齢者本人はどうする?一人の独居高齢者・犬塚時枝を通じ
て、認知症になった親の心情看護を家族はどうするか?地域はどう関わるべ
きか?「後見人」の在り方は?そう遠くはない日本の未来がここにある!
介護はまだまだ縁遠いと考える介護学生北丈夫。そんな彼が見つめる『老い』の現実。地域コミュニティーの崩壊しつつある集合住宅で起きた老人の孤独死や独居老人達との交流を通し、半熟ヘルプマン丈夫は彼等に支えられ成長する! 介護福祉学生編は単行本9巻からの続きで、今回の10巻で完結します。
Ⓒくさか里樹
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目次
孤独死
迷夢
虚無
遺品
旧友
芽生え
アイデア
主張
プライド
憂慮
エール
書誌情報
紙版
発売日
2008年05月23日
ISBN
9784063522235
判型
B6
価格
定価:586円(本体533円)
ページ数
224ページ
シリーズ
イブニングKC
電子版
発売日
2012年04月26日
JDCN
0635222300100011000K
初出
『イブニング』2007年23号~2008年9号
著者紹介
本名:佐藤広子、生年月日:1958年6月9日。高知県高岡郡日高村出身。高知県立高知追手前高等学校卒業。高知市内の授産施設に勤務した後、1980年別冊少女コミック(小学館)にて、『ひとつちがいのさしすせそ』でデビュー。現在イブニングで『ヘルプマン!』連載中。