漢晋春秋司馬仲達伝三国志　しばちゅうさん（３）

新世代が台頭しはじめた三国志後半の時代。呉では若きエース・陸遜が理不尽な上司として台頭し、蜀では奇人・孔明が劉備の意志を強引に継いだ。そして魏では、元ニートの司馬仲達が、主君・曹丕の横暴にツッコミを入れる毎日。三国統一の日は遠い……。

ⒸSuehiro

目次

孔明、八陣に天命を計らんとするの事
魏皇帝曹丕、武将の品格を問うの事
曹植と何晏、五石散でとってもハイになるの事
孟達、保身によって魏に走るの事
張飛、遠き桃園の日に想いを馳せるの事
趙咨、呉主を称え、曹丕、調子に乗るの事
曹丕、謎の予言者と出会い命数を知るの事
夷陵の戦起こり、陸遜出陣すの事
陸遜、夷陵と部下を朱に燃やすの事
石兵、陸遜を阻み、阿承、解説するの事
曹丕、呉へ親征の兵を挙げるの事
征呉戦司令官曹真、メンタルを磨り減らすの事
征呉戦司令官曹仁、戦場に飛ぶ首を見るの事
軍師賈？、蝕と共に魏帝を諫めるの事
白帝城に劉備没し、再び天命動くの事

書誌情報

紙版

• 発売日: 2012年11月22日
• ISBN: 9784063524437
• 判型: B6
• 価格: 定価：565円（本体514円）
• ページ数: 128ページ
• シリーズ: イブニングＫＣ

電子版

• 発売日: 2015年08月21日
• JDCN: 0635244300100011000S

初出

『イブニング』２０１２年５号～１９号

著者紹介

著： 末弘（スエヒロ）