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龍狼伝 中原繚乱編(16)
リュウロウデンチュウゲンリョウランヘン16
- 著: 山原 義人

中学の修学旅行で中国に向かった志狼は、幼なじみの泉真澄と共に、突如現れた巨大な竜によって西暦207年の荊州・新野にタイム スリップしてしまう。そこは乱世の群雄が“覇”を競う『三国志』の時代……。“竜の子”として劉備軍の軍師になり、自分が乱世に終止符を打つべき『天運』の相の持ち主と知った志狼は、滅びをもたらす『破凰』の相の持ち主“仲達”を倒すことが、自分に与えられた使命と考え、戦うことを決意する。志狼を待ち受けるのは「長坂坡の戦い」「赤壁の戦い」――『三国志』の歴史が変わる!?
西暦二一〇年十一月、献帝率いる皇軍六十万対曹操率いる曹軍十万の全面戦争は、丞相“仲達”が鍛えし精鋭「虎豹騎」一万の先陣に対し、曹軍は火計で対抗。さらに皇軍本陣の背後からは、夏侯惇・関羽・張飛ら曹軍の伏兵が奇襲を仕掛けるのだった。一方、秘めた力を解放し、『真諦(ヂュンディ)』と名乗る龍の人格に変わった真澄は、五虎神の一人・鳳凰(青龍)から帝と共に命を狙われてしまう。“不死の鳳凰”を相手に勝機は!?
ⒸYoshito Yamahara
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目次
燃える水
追撃戦
幻体
三つの実の拳
不死の鳳凰
四面楚歌
追想
“怪物”
蛇矛
書誌情報
紙版
発売日
2015年11月17日
ISBN
9784063714951
判型
新書
価格
定価:472円(本体429円)
ページ数
192ページ
シリーズ
講談社コミックス月刊マガジン
電子版
発売日
2015年12月17日
JDCN
0637149500100011000J
初出
『月刊少年マガジン』2015年3月号~11月号
著者紹介
1963年6月24日生まれ。沖縄県那覇市出身。 手塚治虫に憧れ、漫画家を志す。大学卒業後に上京し、漫画修業を開始。 1992年、第6回月マガチャレンジ大賞にて入選受賞。 1993年、「月刊少年マガジン」8月号にてデビュー作『龍狼伝』の連載を開始、第21回講談社漫画賞受賞。2007年4月号より『龍狼伝 中原繚乱編』として、現在に至る。