
マイページに作品情報をお届け!
誘爆発作(4)
ユウバクホッサ
- 著: 岡村 星

頭の中に響いてくる、見知らぬ男の声に耳を貸した時、私の心臓は…「彼」の発作と繋がれた! 不可解な現象をきっかけに、武藤と名乗る老人と“知り合った”平凡な会社員・久我真咲。頼まれるまま武藤の手助けをしたことで真咲は、身も凍る事件へと巻き込まれてゆく。祖父と孫ほど年の離れた、命を“共有するしかない”男女の運命的な関係を、奇抜なる発想で描く本格サスペンス、待望の続刊。怖いのに読み出すと止まらないと絶賛される本編に加え、脱力オマケ漫画&エッセイも大好評。あらすじと作者の人生を図解した描き下ろし帯も必読!
殺人鬼を、我が身もろとも爆殺し…葬るニトログリセリン! 深夜の街に轟いた爆震が意味するものは、私と彼の死? 不可解な現象から、赤の他人である老人・武藤勘二と思考と心臓を共有するようになった、平凡な会社員・久我真咲。そのテレパシーを辿った武藤は、20年前に娘を殺し、真咲を監禁している殺人鬼と遂に対峙した。自棄か策略か、殺人鬼に向け武藤が投擲したニトログリセリンの爆発で、すべては灰燼に帰した…のか!?
ⒸHoshi Okamura
オンライン書店で購入する
目次
第12話 朦朧残思念 第13話 捕食者逆転 第14話 深夜十三時 第15話 霊感追跡車
書誌情報
紙版
発売日
2014年03月07日
ISBN
9784063764499
判型
B6
価格
定価:660円(本体600円)
ページ数
192ページ
シリーズ
シリウスKC
電子版
発売日
2015年02月09日
JDCN
0637644900100011000V
初出
KCDX「NEMESIS」(月刊少年シリウス別冊)♯12(2013年4月)~♯14(2013年10月)掲載分を収録。
著者紹介
漫画家。福岡県出身。獅子座のO型。2002年、伝統と実績を誇る「某名門漫画誌」の新人賞で3回連続「準入選」を受賞。その後、掲載歴のないまま2008年、今はなき講談社のデジタル配信レーベル「MiChao!(ミチャオ)」にて携帯サイトおよびPC配信を通じたデビューを果たす。2010年『誘爆発作』が少年シリウス別冊「ネメシス」の1号に掲載され、遂に紙媒体デビュー。翌年発売された単行本の1~2巻が、目利き早耳の漫画読みから注目を受け、静かな評判を呼ぶ。その後も情報誌などで「注目作」として取り上げられるなど、徐々に評価の高まりゆく昨今である。好きな異性のタイプは「関取」。好きな作家/アーティストはジャック・ケッチャム、古井由吉、クリス・カニンガムなど。他の作品に『ラブラブエイリアン』(日本文芸社/刊)がある。