戦記短編集 幽霊艦長他

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戦記短編集 幽霊艦長他

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水木しげる漫画大全集

<「水木しげる漫画大全集」とは?>
半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成! 『水木しげる漫画大全集』第1期33巻刊行開始。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」「河童の三平」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を完全網羅。
京極夏彦責任監修。


戦争の理不尽さ、無意味さ、愚かさ――。二等兵かの目から見たあまりにもリアルな“戦争”!戦争を体験した者にしか描けない真の戦争がここにある! 同時収録「姑娘(クーニャン)」では、結末の異なる2種類のストーリーをどちらも収録!  『水木しげる漫画大全集』066(1967-1995)、第1期・第3回配本


Ⓒ水木プロダクション

  • 前巻
  • 次巻

目次

★収録作品
「平和」「幽霊艦長」「ごきぶり」「ダンピール海峡」「ブーゲンビル上空涙あり」「空母飛竜の最後」「沖縄に散る ―ひめゆり部隊哀歌―」「波の音」「姑娘」「セントジョージ岬 ―総員玉砕せよ―」「天国と地獄(前編・後編)」「戦争と日本」「グリーン島脱出記 KANDERE」「レーモン河畔」「鬼軍曹 ~それは何だったのか~」「姑娘 改訂版」
再録「あとがき」
再録「関連エッセイ」
★資料編
★解説「生命力と孤高のこぶ」香川輝之(俳優)
★初出一覧
★付録「茂鐵新報」通巻1-7号
・今日の一言「だいたいね、お父ちゃん気に入ってるんだ……。この大きさといい、この厚さに、この表紙ね。お父ちゃんがやってもね、こんな感じにするよ」(水木しげる)
・水木しげるインタビュー「戦争経験者が描く戦記漫画とは」
(ほか)

書誌情報

紙版

発売日

2013年08月02日

ISBN

9784063775211

判型

A5

価格

定価:2,310円(本体2,100円)

ページ数

548ページ

シリーズ

水木しげる漫画大全集

電子版

発売日

2016年09月02日

JDCN

0637752100100011000Y

初出

収録作品参照

収録作品

  • 作品名

    平和

    初出

    「まんが安保」 旬報社 1969年12月5日

  • 作品名

    幽霊船長

    初出

    『月刊少年』別冊付録 光文社 1967年9月1日

  • 作品名

    ごきぶり

    初出

    「サンデー毎日増刊これが劇画だ!」 毎日新聞社 1970年2月6日

  • 作品名

    ダンピール海峡

    初出

    『文春漫画讀本』7 文藝春秋 1970年7月1日

  • 作品名

    ブーゲンビル上空涙あり

    初出

    『文春漫画讀本』9 文藝春秋 1970年9月1日

  • 作品名

    空母飛竜の最後

    初出

    「100万人のシリーズ3特集太平洋戦争」 双葉社 1970年8月10日

  • 作品名

    沖縄に散る―ひめゆり部隊哀歌―

    初出

    『週刊朝日増刊「戦争はカッコいい」か?』 朝日新聞社 1971年8月25日

  • 作品名

    波の音

    初出

    『週刊朝日増刊まんが朝日’74年春』 朝日新聞社 1974年4月30日

  • 作品名

    姑娘

    初出

    『リイドコミック増刊』 さいとう・プロダクション 1973年3月

  • 作品名

    セントジョージ岬―総員玉砕せよ―

    初出

    『週刊現代増刊 劇画ゲンダイ』 講談社 1973年8月1日

  • 作品名

    地獄と天国(前編)

    初出

    『少年ワールド』 潮出版 1979年1月1日

  • 作品名

    地獄と天国(後編)

    初出

    『少年ワールド』 潮出版 1979年2月1日

  • 作品名

    戦争と日本

    初出

    『小学六年生』 小学館 1991年2月1日

  • 作品名

    グリーン島脱出記 KANDERE

    初出

    『カスタムコミック』 日本文芸社 1980年5月1日

  • 作品名

    レーモン河畔

    初出

    『ビッグゴールド』 小学館 1980年9月30日

  • 作品名

    鬼軍曹~それは何だったのか~

    初出

    『ビッグコミック増刊終戦50周年記念特集』 小学館 1995年8月8日

  • 作品名

    姑娘 改訂版

    初出

    「姑娘」(エースファイブコミックス)オハヨー出版 1980年

著者紹介

著: 水木 しげる(ミズキ シゲル)

本名、武良茂。1922年(大正11年)生まれ。鳥取県西伯郡境町(現・境港市)で育つ。幼い頃から物語をつくる力に優れ、また天才的な画力を発揮。高等小学校在学中に個展を開き、新聞に絶賛される。しかし学業のほうは芳しくなく、一旦は上級学校への進学を断念するが画家になる夢は諦めず、仕事の傍ら塾や独習で画力を磨く。 やがて太平洋戦争の召集により、南方の激戦地に送られマラリヤと爆撃で左腕を失うが、九死に一生を得て帰還する。 戦後は様々な職業を経て、紙芝居作者、貸本漫画家となり、「別冊少年マガジン」に発表した『テレビくん』で講談社児童漫画賞(現・講談社漫画賞少年部門)を受賞。その後『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』とヒット作を続けて発表、日本を代表する国民的漫画家となる。 近年、夫人との暮らしぶりがNHKの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で描かれ、爆発的なブームを巻き起こした。 紫綬褒章、旭日小受章、文化功労者の栄を得て、世界各国の漫画賞も受賞し、漫画史に名を刻む存在となった。

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