糞神島　他

クソガミジマホカ

著：水木　しげる

-「水木しげる漫画大全集」とは？-
半世紀以上にも及ぶ漫画家生活初の集大成！　『水木しげる漫画大全集』第2期は超ボリュームの全35巻。「ゲゲゲの鬼太郎」「悪魔くん」などの代表作から、貸本時代、風刺、戦記など様々なジャンルに及ぶ水木しげるの漫画作品を完全網羅。
京極夏彦責任監修。

直木賞作家、野坂昭如と水木しげるの貴重な競演、「異色文芸シリーズ」を収録。とある島の奇妙な風習に翻弄されるエリート教員を描いた表題作「糞神島」など、「漫画アクション」掲載の奇想漫画２０作品を結集。哀愁漂う人生模様を、独自のユーモアと風刺を交えて大人の娯楽を描き出す！　★解説「水木しげるの存在は唯一無二である。」野坂昭如（作家）

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書誌情報

紙版

発売日

2015年04月03日

ISBN

9784063775617

判型

価格

定価：2,420円（本体2,200円）

ページ数

456ページ

シリーズ

水木しげる漫画大全集

電子版

発売日

2019年02月01日

JDCN

06A0000000000068314A

初出

収録作品参照

収録作品

作品名

初出
作品名

マッチ売りの少女

初出

『野坂昭如の本』ＫＫベストセラーズ　１９６９年１２月１５日
作品名

猥談指南

初出

『漫画アクション』　双葉社　１９７１年５月２０日
作品名

貧乏おそそ

初出

『漫画アクション』　双葉社　１９７１年６月２４日
作品名

ざこね

初出

『漫画アクション』　双葉社　１９７１年７月２９日
作品名

当世ますらを団

初出

『漫画アクション』　双葉社　１９７１年９月２日
作品名

たらちねの巣

初出

『漫画アクション』　双葉社　１９７１年１０月７日
作品名

新しい旅路

初出

『週刊漫画アクション増刊』　双葉社　１９７０年７月３０日
作品名

現代妖怪伝　とかげ

初出

『別冊漫画アクション』　双葉社　１９７２年３月１１日
作品名

糞神島

初出

『漫画アクション』　双葉社　１９７１年４月１５日
作品名

アシスタント哀歌　黒い砂漠

初出

『漫画アクション』　双葉社　１９７３年５月２４日
作品名

街の詩人たち

初出

『別冊漫画アクション』　双葉社　１９７３年１２月２２日
作品名

霊魂泥棒

初出

『漫画アクション』　双葉社　１９７４年８月２２日
作品名

親切鬼

初出

『漫画アクション』　双葉社　１９７４年１２月１２日
作品名

悪魔の使者

初出

『漫画アクション増刊』　双葉社　１９７５年１月２５日
作品名

刑事ヨタンボ　神のなる木

初出

『漫画アクション』　双葉社　１９７５年３月２７日
作品名

イボ神さま

初出

『漫画アクション』　双葉社　１９７６年１０月７日
作品名

一杯のコーヒーから

初出

『漫画アクション』　双葉社　１９７６年４月２２日
作品名

輪入道

初出

『漫画アクション』　双葉社　１９７７年５月１９日
作品名

ネッシーさま

初出

『漫画アクション』　双葉社　１９７７年９月１日
作品名

テレビジャック

初出

『漫画アクション』　双葉社　１９７７年１２月８日

著者紹介

著：水木　しげる（ミズキ　シゲル）

本名、武良茂。1922年（大正11年）生まれ。鳥取県西伯郡境町（現・境港市）で育つ。幼い頃から物語をつくる力に優れ、また天才的な画力を発揮。高等小学校在学中に個展を開き、新聞に絶賛される。しかし学業のほうは芳しくなく、一旦は上級学校への進学を断念するが画家になる夢は諦めず、仕事の傍ら塾や独習で画力を磨く。やがて太平洋戦争の召集により、南方の激戦地に送られマラリヤと爆撃で左腕を失うが、九死に一生を得て帰還する。戦後は様々な職業を経て、紙芝居作者、貸本漫画家となり、「別冊少年マガジン」に発表した『テレビくん』で講談社児童漫画賞（現・講談社漫画賞少年部門）を受賞。その後『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』とヒット作を続けて発表、日本を代表する国民的漫画家となる。近年、夫人との暮らしぶりがＮＨＫの連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で描かれ、爆発的なブームを巻き起こした。紫綬褒章、旭日小受章、文化功労者の栄を得て、世界各国の漫画賞も受賞し、漫画史に名を刻む存在となった。