ばけものだらけ(1)

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ばけものだらけ(1)

バケモノダラケ

ちょっとおバカな中学生・ヨタは、村はずれの一軒家にひとり暮らし。でも、人間の代わりに妖(バケモノ)の家族がいっぱいいるんです。
ヨタの世話焼き係の兄は通学かばんの袋狢、兄よりしっかり者の妹はかまいたち、料理上手な母は女郎蜘蛛、そして家では意外に存在感のないお父さんの赤舌……。
妖を見ても怖がらず、「かっこいい」と目を輝かせるヨタ。そんな彼に調子を狂わされ、思わず気を許してしまった、本当は怖いはずの妖たち。
そんな不思議な「家族」を描く、可愛くってどこか懐かしい妖怪噺、開幕です!


家族がみんな妖(バケモノ)の中学生・ヨタ。妖を見ても怖がるどころか「かっこいい!」と目を輝かせる、変な男の子だ。そんな彼に調子を狂わされ、ついつい気を許してしまった妖は、いつのまにかヨタの家族になってしまう。大人には見えないその妖たちを、ヨタの同級生は怖がったりしているけど、ヨタだけはいつも楽しそう。今日もある凶暴な妖が通学路をふさいでいるというので、ヨタが呼び出されたんだけど…。


Ⓒ雨鳥

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目次

噺ノ一 犬神が現れるのこと 
噺ノ二 妖を雲外鏡が映し出すのこと(上)
噺ノ三 妖を雲外鏡が映し出すのこと(下)
噺ノ四 赤舌が空を飛ぶのこと
噺ノ五 隠里には何もないのこと
噺ノ六 片輪車は空回るのこと
噺ノ七 かまいたちの苦手なもののこと(上)
噺ノ八 かまいたちの苦手なもののこと(下)
噺ノ九 白うねりが絶対忘れないこと

書誌情報

紙版

発売日

2014年05月02日

ISBN

9784063813180

判型

新書

価格

定価:472円(本体429円)

ページ数

192ページ

シリーズ

ライバルKC

電子版

発売日

2014年11月28日

JDCN

0638131800100011000K

初出

WEBサイト「マガラボ」

著者紹介

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