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浜村渚の計算ノート(8)
ハマムラナギサノケイサンノート8

「数学の地位向上のために国民全員を人質とする」
──学校教育から数学が消えた日本。ドクター・ピタゴラス率いるテロ組織「黒い三角定規」が、数学の復権を要求し日本政府に宣戦布告した。数学オンチの警察の面々は右往左往するばかり。そこに救世主として現れたのは、数学に関しては天才のひとりの女子中学生だった!
テレビ局のスタジオが凶暴なサルの軍団によって占拠され、「黒い三角定規」主催のクイズ番組が生放送で始まった! 解答の正否が人質の司会者の生死を決める恐怖のクイズ。そして、解答者は誘拐された浜村渚。「数学」ジャンル問題ならすらすらと解いてしまうが、「それ以外」のジャンルの問題になると大苦戦してしまう。はたして人質の命を守ることができるか!? 大人気数学ミステリー、スリル満載の最新刊!
ⒸAito Aoyagi・Hajime Kirino/Keisuke Motoe
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目次
8巻収録内容
Question10:「モンキィ・ホール・クイズショウ」その2
Question10:「モンキィ・ホール・クイズショウ」その3
Question11:「折る女たち」その1
Question11:「折る女たち」その2
Question11:「折る女たち」その3
Question11:「折る女たち」その4
書誌情報
紙版
発売日
2016年06月09日
ISBN
9784063906295
判型
B6
価格
定価:660円(本体600円)
ページ数
200ページ
シリーズ
シリウスKC
電子版
発売日
2016年06月25日
JDCN
0639062900100011000A
初出
『月刊少年シリウス』2016年1月号、2月号、「水曜日のシリウス」2016年2月3日~3月16日更新分
著者紹介
青柳碧人(あおやぎ・あいと) 小説家。千葉県出身。 『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞しデビュー。著書は、浜村渚シリーズの他に『朧月市役所妖怪課』シリーズ(角川文庫)『ブタカン!』シリーズ(新潮文庫nex)『彩菊あやかし算法帖』(実業之日本社)ほか多数。また、オリジナル漫画原作に『放課後ミンコフスキー』(漫画:帯屋ミドリ ヤンマガKC)『利根川りりかの実験室』(漫画:長谷垣なるみ KCx)がある。
原作: 青柳 碧人(アオヤギ アイト)
モトエ恵介(もとえ・けいすけ) 漫画家。愛知県出身。 2007年、第8回シリウス新人賞佳作受賞。著書に『お嬢様は武道会で踊る』(講談社 シリウスKC)がある。
その他: 桐野 壱(キリノ ハジメ)
桐野壱(きりの・はじめ) イラストレーター。 講談社文庫『浜村渚の計算ノート』シリーズ、カバー&挿絵ほか。