進撃の巨人ゲームブック 女型巨人を捕獲せよ!

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進撃の巨人ゲームブック 女型巨人を捕獲せよ!

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この本は、『進撃の巨人』の「ゲームブック」である。
読者のきみ自身が『進撃の巨人』の世界に入り、そこで戦い、生きる。この本では、読者のきみが主人公だ。きみ自身が本のなかで主人公として行動を選択することになるのだ。
きみは第104訓練兵団の一員である、名もなきひとりの兵士。「トロスト区攻防戦」を戦い抜いた訓練兵だ。地獄の戦場を生き延びた後、きみは正式な兵士としての道を選ぶことになる。
巨人と対峙し、危険な壁外の世界へ赴く「調査兵団」を選ぶか? それとも「駐屯兵団」として安全な任務を求めるか? あるいは……。いずれの道を選ぶとしても、この世界は過酷で残酷だ。行動を誤れば、たちまち破滅することになるだろう。戦場で出会う巨人たちは圧倒的だ。そして、敵は巨人ばかりではない。しかし、冷静な判断と適切な行動をすれば、きみは生き残ることができるだろう。さらには、人類兵団の悲願である目的――敵巨人の捕獲に、貢献することができるかもしれない。あるいは……本来の運命では死ぬはずだった仲間を助けることすらできるかもしれないのだ。
さあ、リヴァイやエレン、ハンジとともに、巨人に立ち向かえ!

ハードカバー愛蔵版。


目次

巨人が全てを支配する、この世界。
巨人の餌にすぎなくなった人類は、巨大な三重の壁を築き、その内側の領域でかりそめの平和と安寧を得ていた。百年に渡る平和のなかで、人々は壁の外の恐怖を忘れていった。
だが――5年前の845年。壁を越える「超大型巨人」の出現により、第一の壁〈ウォール・マリ
ア〉は破られてしまう。人類は生存圏の3分の1と、人口の2割を失い、人類は思い出す。
巨人たちの恐怖を。自分たちが檻のなかの家畜に過ぎなかったことを。
その5年後。第二の壁〈ウォール・ローゼ〉の最南端であるトロスト区に、再び超大型巨人が出現。開閉門を破壊し、多数の巨人が市街地へと押し寄せた。5年前の経験を活かし備えていた人類だったが、巨人たちの力はなお強大だった。訓練を終えたばかりの「訓練兵団」も投入され、凄惨な戦いが繰り広げられた。「トロスト区攻防戦」である。激戦の末、巨人たちを撃退し、破られた開閉門を塞ぐことに成功する。これは有史以来、人類が初めて巨人に対して得た勝利でもあったが、その代償もまた大きかった。多くの兵士が無残に死に、そこには正規兵になる前の若き訓練兵たちも多く含まれていた……。
そして――現在、850年。
戦いは、まだ終わっていない。
原作コミックスの5巻から8巻、「第 57 回壁外調査」と「ウォール・シーナ内ストヘス区でのアニ捕獲作戦」、いわゆる「女型の巨人編」がテーマのゲームブック。
主人公(=読者)は、トロスト区の戦いの後、正式に調査兵団に志願し「第 57 回壁外調査」に参加。そこで襲ってきた、知性を持つ謎の巨人「女型の巨人」に襲われ、巨大樹の森において捕獲作戦に加わります。その作戦は失敗してしまうものの、今度は王都へのエレン護送に偽装してアニを拘束する作戦に参加する......というところまでを読者は登場人物のひとりとして体感していきます。
ハードカバー愛蔵版。

書誌情報

紙版

発売日

2017年02月24日

ISBN

9784062204262

判型

新書

価格

定価:1,210円(本体1,100円)

ページ数

256ページ

著者紹介

著: 藤浪 智之(フジナミ トモユキ)

藤浪智之 (ふじなみ ともゆき) ゲームライター。ゲームデザイナー。静岡県出身。 テーブルトークRPG、コンピュータRPG、コミックの原作、コミックのノベライズ、ゲームブックなどを手がけている。ゲームブックではKCDX「七つの大罪ゲームブック迷いの森の冒険」(原作・イラスト 鈴木央)が 話題となっている。 著者からのコメント 読者のあなた自身が主人公になって『進撃の巨人』世界で行動を選択できるゲームブック第2弾。今回は「女型の巨人」編に、ひとりの新兵として関わることになります。 エレンやリヴァイ、あるいはジャンやサシャと行動を共にし、特定キャラとのエンディングを目指すこともできますし、本のなかの「謎」を解き〈女型の巨人〉の正体に迫り、さらにはその殺戮を食い止める行動も可能です。『進撃』の世界に唯一の正解はありません。あなたは何を選ぶでしょうか? 今回も「悔いなき選択」を!

原作: 諫山 創(イサヤマ ハジメ)

諫山 創(いさやま はじめ) 漫画家。大分県出身。 2008年、第81回週刊少年マガジン新人漫画賞入選作にてデビュー。2009年、「別冊少年マガジン」創刊号より『進撃の巨人』連載開始。2011年、『進撃の巨人』で第35回講談社漫画賞(少年部門)受賞。 代表作:『進撃の巨人』

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