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鉄道員/ラブ・レター
ポッポヤラブレター

感動の直木賞受賞作を漫画化
やさしい涙がとまらない
かつて炭鉱の町として栄えたが、今はさびれたローカル線の終点となった幌舞(ほろまい)駅。駅長の乙松(おとまつ)は、幼子を亡くした日も、妻と死別した夜も、独り駅を守り続けた。定年と廃線を間近に、実直な老鉄道員に起きる愛と感動の奇蹟! 涙なしには読めない浅田次郎の直木賞受賞短編2作を、名匠ながやす巧が完全漫画化。
完成された劇画版「鉄道員」「ラブ・レター」は、まさしく圧巻であった。作品を拝見して、私の芸術観が覆った。冒頭にある幌舞駅の夜の情景。神ですらこれほど美しい風景は容易に造れぬであろう。
――浅田次郎
小説「鉄道員」「ラブ・レター」。このふたつの作品から伝わってくる感動こそ、長い間僕が漫画で描きたいと求め続けてきたテーマだったのです。漫画化出来た事は、生涯の記念になりました。
――ながやす巧
書誌情報
紙版
発売日
2004年06月15日
ISBN
9784062748261
判型
A6
価格
定価:660円(本体600円)
ページ数
292ページ
シリーズ
講談社文庫
初出
本書は’99年10月にヤングマガジンKCデラックスとして単行本になり、’00年7月に講談社漫画文庫に収録されたものです。
著者紹介
既刊・関連作品一覧
製品関連情報
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お知らせ
浅田次郎先生が第9回日本歴史時代作家協会賞 功労賞を受賞しました。