大江戸妖怪かわら版５　雀、大浪花に行く

かわら版屋の記者・雀、今度の取材は西の魔都・大浪花。初めての長旅に心躍らせる雀と桜丸は、鬼火の旦那の手引きで、大浪花ただ一人の人間・修繕屋と会うことに。彼は雀をもとの世界に帰す力すらもつという。そのころ大浪花城には、雷と大波を呼ぶ神獣「雷馬」が街を襲うという報せが舞い込んだ。食い倒れの街でたらふく飯を食べ、芝居に驚き、旅を満喫する雀の運命やいかに。

目次

二百十日過ぎゆきて
乾風けちらす春疾風
雷馬襲来
雀、大浪花に行く
食い倒れて候
水を飲みて源を知る
風巻立ち、船は走る
　解説漫画　高橋　愛

書誌情報

紙版

• 発売日: 2015年08月12日
• ISBN: 9784062931632
• 判型: A6
• 価格: 定価：506円（本体460円）
• ページ数: 192ページ
• シリーズ: 講談社文庫

電子版

• 発売日: 2015年08月21日
• JDCN: 0629316300100011000X

初出

本書は2009年10月に理論社より『大江戸妖怪かわら版 雀、大浪花に行く』として刊行されました。

著者紹介

著： 香月　日輪（コウヅキ　ヒノワ）

製品関連情報

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