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ベアゲルター(6)
ベアゲルター6
- 著: 沙村 広明

不倶戴天の牝犬どもが、互いに陥ちた落とし穴。底に拡がる賽の河原で、重ねた転石(コロシ)の積み(罪)比べ!! ドイツ、チャイナ、そして日本へ! 中国の売春街で起きた謎の殺人…それはやがて、日本の某・広域暴力団内部での現金盗難事件と結びつき、“売春島”と称される孤島にて、予期せぬ火花となり炸裂する!! ネオ時代劇『無限の住人』、『波よ聞いてくれ』の美麗絵師・沙村広明が、情慾(エロス)と暴力(バイオレンス)を完璧に融合させ描いた“叛逆ずべ公アクション”にして、不道徳なるエンタテインメントの決定版!! 救い難き悪党どもを「絶対」に「絶命」させるエクスタ死ィ(=官能的絶頂死)とは、悪にとっての救済なのか!? 重過ぎる罪を贖(あがな)えるのは…命だけ―――。
ドイツ、中国、そして日本へ――! 拉致された復讐鬼・ナミ。片や“飼い主”である製薬会社への忠誠が揺らぐ暗殺者・ジェマオ…。かつて殺し合った2匹の牝犬は、時を同じくして石婚島に隠された闇を知る。知れば二度と生きては島を出られぬ“闇”を…!! 『無限の住人』『波よ聞いてくれ』の沙村広明が、1つ積んでは女のため、2つ積んでも女のため、に描く…背徳のエンタテインメント。これが“叛逆ずべ公アクション”だ!!
ⒸHiroaki Samura
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書誌情報
紙版
発売日
2022年03月09日
ISBN
9784065269558
判型
B6
価格
定価:770円(本体700円)
ページ数
226ページ
シリーズ
シリウスKC
電子版
発売日
2022年03月09日
JDCN
06A0000000000435770S
初出
『月刊少年シリウス』2020年7月号、9月号、11月号、および2021年1月号、3月号、7月号、9月号、11月号、2022年3月号
著者紹介
漫画家。1970年生。千葉県出身。1993年、アフタヌーン四季賞夏のコンテストにて四季大賞を受賞した『無限の住人』でデビュー。同作が年末より連載化し、2008年にはアニメ化もされるなど、長期間にわたり人気を博したが、2012年末に堂々の完結を果たした。2011年より少年シリウス別冊ネメシスにて本作『ベアゲルター』を連載開始。ネメシス休刊にともない、2019年1月号より月刊少年シリウスに移籍(隔月連載)。2014年より月刊アフタヌーンにて『波よ聞いてくれ』を連載中。他の作品に『おひっこし』『シスタージェネレーター』『ハルシオン・ランチ』(以上、講談社)、『ブラッドハーレーの馬車』『春風のスネグラチカ』(以上、太田出版)、『幻想ギネコクラシー』(白泉社)などがある。