
マイページに作品情報をお届け!
要らずの姫は人狼の国で愛され王妃となる!
イラズノヒメハジンロウノクニデアイサレオウヒトナル
皇帝夫妻の娘として生まれながらも、双子を忌む因習によって捨てられたエルネスタ。
市井で育った彼女の元に、ある日皇帝からの使者がやってくる。
「出奔した姉姫の代わりに蛮族たる人狼王イヴァンの元に嫁ぐこと」
身勝手な勅命を最初は断るものの、育ての母の病気を治すことを条件に引き受けることに。
しかし恐々としながら嫁いでみれば、超絶美形の夫は特に恐ろしいことをしてくるでもなく、周囲の人狼たちも良いひとばかりだった。
しかもエルネスタの庶民根性は、少数民族である人狼族にばっちりフィット。市井で培った明るさと根性が役に立ち、最初は壁のあった彼らとも打ち解けていくことに。
やがて周囲から敬愛される王妃となるのだが、身代わりであるエルネスタはきちんとわきまえていた。
これは双子の姉が連れ戻されれば終わる仮初めの立場なのだから、彼らの好意に甘える気なんてない。
それなのに、なんだか最近人狼陛下との距離が近いのですが……?
Ⓒ水仙あきら
オンライン書店で購入する
書誌情報
紙版
発売日
2023年06月02日
ISBN
9784065288672
判型
B6
価格
定価:1,540円(本体1,400円)
ページ数
276ページ
電子版
発売日
2023年05月31日
JDCN
06A0000000000669695Y
著者紹介
イラスト: とき間(トキマ)