警視庁草紙‐風太郎明治劇場‐(11)

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警視庁草紙‐風太郎明治劇場‐(11)

ケイシチョウゾウシ フウタロウメイジゲキジョウ11

モーニング

「煉瓦の密室殺人」が帝都を震撼させるーー開化の象徴とも言うべき銀座の「煉瓦街」。明治期の最先端をいく街で、まるで江戸の魍魎が成したかのような「密室殺人」が巻き起こる。しかも現場は明治新政府の「罪」を暴き立てて評判を呼ぶ「のぞきからくり」の小屋の中だった!奇っ怪な猟奇事件を前に、ポリスはもちろん、我らが千羽兵四郎も一肌脱ぐことに。ミステリの香り高い一篇「幻燈煉瓦街」編、ここに開幕!!


ⒸKeiko Yamada Naoki Azuma

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書誌情報

紙版

発売日

2023年07月21日

ISBN

9784065325421

判型

B6

価格

定価:759円(本体690円)

ページ数

176ページ

シリーズ

モーニング KC

電子版

発売日

2023年07月21日

JDCN

06A0000000000675339V

初出

『モーニング』2023年第7号、8号、10号~12号、16号、17号

著者紹介

原作: 山田 風太郎(ヤマダ フウタロウ)

1922年、兵庫県養父市生まれ。 東京医科大学在学中の’47年、探偵小説誌『宝石』の 第一回懸賞募集に『達磨峠の事件』が入選。 ’49年に『眼中の悪魔』『虚像淫楽』の2編で 日本探偵作家クラブ短編賞を受賞。 ’58年から始めた「忍法帖」シリーズでは 『甲賀忍法帖』『魔界転生』などの作品があり、 爆発的ブームに。その他本作『警視庁草紙』に始まる 明治もの、『室町お伽草子』などの室町もの、 『戦中不戦派日記』『人間臨終図巻』など、著作多数。 2001年、79歳で逝去。 本年2022年で生誕100周年を迎える。

著: 東 直輝(アズマ ナオキ)

1978年、愛知県豊橋市生まれ。 ’98年、第55回手塚賞佳作受賞作の「CHILDRAGON」でデビュー。 代表作に『爆音伝説カブラギ』、『[R-16]R』(講談社)など。 その後、講談社ヤングマガジンで『不死身の特攻兵 生キトシ生ケル者タチヘ』を連載。 同作で見せた、時代色と熱き人間ドラマを描く手腕は本作『警視庁草紙』においても 遺憾なく発揮されている。

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