失敗家族（３）

自分と関係のない有力な容疑者が現れたことで心に余裕ができた則子は、史晴の誕生日を祝おうとする。それに反発する鞠子。史晴は誕生日に「ある計画」を実行しようとしていた。父親が行方不明になったため困窮する元村家。息子・新は追い詰められていく。一方、鬼刑事・松根は河東家への捜査を継続していた…。

Ⓒ小宮みほ子

書誌情報

電子版

• 発売日: 2024年01月20日
• JDCN: 06A0000000000739396W

著者紹介

著： 小宮　みほ子（コミヤ　ミホコ）

2017年『結露と窒息』で第9回Kiss WAVEシルバー賞を受賞。同作品が「ハツキス」（講談社）2017年9月号に掲載されデビュー。デビュー前にWEBで掲載された『彼女はすぐそこの遠く』も異例の大反響となる。現在「Palcy」にて『失敗家族』連載中。他作品に、母と娘の愛憎を描いた『神様を殺す子供たち』、交わらない想いを描いた恋愛群像劇『溶けないし混ざらない』新しい家族像を描くヒューマンドラマ『インザハウス』（電子にて配信中）。